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Navya Mobility SASへの出資完了のお知らせ

 マクニカは、2024年8月8日に公表したNavya Mobility SAS(以下Navya)1への出資に関して、西日本電信電話株式会社(以下NTT西日本)との共同出資によるNavyaへの送金(各€10,000,000-)が完了し、2025年3月3日をもって正式に書面手続き等によりクロージングしたことをお知らせいたします。

 なお、出資後におけるNavyaの資本金は€34,306,101となっており、各社の株式保有比率は下記の通りとなります。

名称 株数 比率
株式会社マクニカ 243,061,014株 70.85%
NTT西日本電信電話株式会社 100,000,000株 29.15%

 今回のNavyaへの出資を通して、自動運転車両、自動運転システムの開発力、提供能力を含めたサプライチェーン上流から下流までのトータルでの強化を目指しており、自動運転の社会実装に向けたコンサルティング、構築・実装、保守・運用まで、これまで以上にお客様のニーズに迅速にお応えできるシームレスなスキームを確立してまいります。

 また、NTT西日本と協力をしながら地域交通維持や地方創生の実現に貢献するとともに、政府が実現をめざす2027年度100か所以上で自動運転レベル42の自動運転移動サービスの実現を推進します。

*1:Navyaは、自動運転ソフトウェア開発、車両実装・運用に専門知識を持つエンジニアを120人以上有する企業です。都市部や郊外向けの15人乗り自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」および「EVO(エヴォ)」は、世界26か国で200台以上の販売実績を誇るリーディングカンパニーです。2023年5月GAUSSIN SA(ゴーサン)とマクニカで合弁会社GAUSSIN MACNICA MOBILITY SAS(ゴーサン マクニカ モビリティ)を設立し旧Navyaの資産を取得、2024年6月にはGAUSSIN SAが保有する普通株式をマクニカがすべて取得し完全子会社化しました。今回マクニカの追加出資にあわせて、NTT西日本が新たに出資することとしました。それに伴い新社名を「Navya Mobility SAS」に変更しました。

*2:完全自動運転(場所など限定):特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態。

(参考)本件に関連する過去の発表
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3132/tdnet/2487517/00.pdf