遠隔モビリティ管理システム

everfleetは、車両の運行管理を起点とし、様々なシステムと連携することで、
持続可能な運用を実現する遠隔運行管理ソリューションです。

1. 運行管理システム/フリートマネジメントとは?

団体や企業の持つ社用車や事業車両群を適切に管理し運用することを言い、運行管理、車両管理と呼ばれることもあります。

2. マクニカの考えるフリートマネジメント

私たちは、フリートマネジメントシステム=移動に関わる課題解決ツールと考えております。お客様の課題をデータを用いて可視化→分析することで解決策を導き出す、こうしてデータを価値ある情報に変換し活用することで、お客様の課題を解決していきます。

3. フリートマネジメントの一般的な4つのメリット

①安全性向上と安定した運用

車両の修理や整備履歴、点検やメンテナンスを一元管理することで、故障などによる予期せぬリスクを低減。
また、車両の位置と走行ルートを把握、天候や交通状況を加味した最適なルート提案や配車を行うことで、事故や法令違反を予防します。
さらに、Gセンサーの情報を活用して危険運転を検知、アラート通知や、走行記録のレビューを通じて安全運転の意識向上を図ります。

②管理業務の効率化と働き方改善

管理者は、車検や保険といった車両情報が一元化、デジタル化されることで、管理業務を効率化、ミスをなくして確実に運用できます。
利用者側は、アルコールチェックの自動化、健康状態の確認、車両予約やキーの受け渡しが自動化。車両運行情報と組み合わせれば、日報の自動作成も可能になり、工数が削減されます。

③維持・管理・保守コストの最適化

車両の正確な稼働率を把握、稼働率の低い社用車や余剰車両を洗い出すことで台数の最適化を図り、コスト削減につなげます。
また、適切な補修とメンテナンスを行うことで、1台の車両を長期的に利用することができ、コスト削減につながります。
走行履歴を基にしたルートの最適化による効率的な運用を行うことで、近年高騰している燃料費の削減も実現可能です。

④企業プレゼンスの向上と法令順守

社用車の位置を的確に把握することで、急な依頼や注文に最短時間で対応することができ、貴重なビジネスチャンスを逃すことなく効率的に対応できます。その結果、お客様や取引先企業からの信頼度も向上します。
また、フリートマネジメントの一環として安全運転教育を行うことで、企業全体に安全運転の意識が醸成されます。従業員一人ひとりがエコドライブを実践することで、燃料消費を抑え、環境負荷を減らすことが可能になります。

4. フリートマネジメントの導入プロセス

フリートマネジメント(車両管理)には様々な方法があります。私たちはお客様との対話を通して、お客様の課題を解決する最適な方法をご提案。システムの導入からデータの活用まで、一貫したサポートをご提供します。

⑥活用

  • システムとの連携による導入効果の拡大
  • データ活用による情報の可視化
  • 改善点の洗い出しをサポートします

⑤運用

  • 定期的なメンテナンスを実施
  • 緊急時のサポートを支援
  • 安全・安定な運行を実現します

④実装

  • 運行時のガイドラインを作成
  • リスクアセスメントの実施
  • 実装に関わる環境整備をサポートします
6ステップサイクルイメージ画像

①相談

  • 対話を通してお客様や地域を理解
  • 課題や困りごとを抽出
  • 解決すべき問題を明らかにします

②提案

  • お客様に合わせた交通システムやサービスモデルをご提案
  • 打ち合わせを通して提案を最適化します

③検証

  • お客様の環境での実現性を検証
  • 運用時に起こりうる問題を事前に洗い出し
  • スムーズな実装を支援します

フリートマネジメントの導入にあたっては、管理者側と従業員側の相互理解が大切です。活用方法、導入理由とメリットについて正しく理解が進むように、マクニカも一緒にサポートさせていただきます。

5. マクニカのフリートマネジメントソリューション

導入時のポイント
ニーズに応じた2つのフリートマネジメントソリューションをご用意。

OBD2ポートと専用ハードウェアから得られる情報を元に車両の運行管理、データ収集を行うテレマティクスソリューション。
車両の状態把握にフォーカスすることで、コストを抑えたスピーディーな導入を実現。

自動運転車両(Level3以降)の運行管理をターゲットとしたソリューション。
高信頼度のリアルタイムデータ通信が可能なだけでなく、Needsに合わせて様々なシステムと連携することができる拡張性が特徴。