
企業/産業の持続的な成長を支える
運行管理テレマティクスソリューション
1.フリートマネジメント/運行管理システムが求められる背景
2024年問題への対応、企業コンプライアンスの順守、効率的な運用による環境負荷低減など、企業に対する要求は年々厳しくなってきています。このような状況に対応する為にはデータ活用は不可欠であり、複雑かつ大量の情報を効率的に取得→管理→分析→利活用できるツールが求められています。

2. テレマティクスとは
テレマティクスとは、「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報技術)」を組み合わせた造語で、主に車両などの移動体に通信技術を利用してさまざまな情報(位置情報、車両情報、ドライバーの状態等)を提供・収集するシステムや技術を指します。
車両にTCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)を接続することで、車両の様々な情報をリアルタイムで収集し、管理者の元に送信します。これにより、運行管理、安全性向上、運用効率の最適化など、さまざまなメリットをもたらします。

3. everfleet Driveとは
everfleet DriveはGeotabと連携したテレマティクスソリューションです。世界165か国、400万台以上が接続。23年間の運用で蓄積したデータと分析のノウハウを生かし、お客様の様々なご要望にお応えします。

車両の維持・管理の効率化による管理工数の削減と生産性向上

走行状況の見える化による安全運転意識の向上、事故リスクの低減

天候や交通状況に応じたルートの提案最適運用によるCO2削減

運行記録、労働時間の一括管理による抜け漏れの防止法令順守
Geotabについて
Geotabは、カナダに本社を置くテレマティクスソリューションを提供するグローバル企業です。1999年に設立されて以来、車両の運行管理とデータ解析を専門とするテレマティクスプラットフォームを開発・提供しており、以下3つの強みを持ちます。

世界中で400万台に接続、23年間にわたるテレマティクスに関わるノウハウを生かし、お客様の様々な要望に対応します

リバースエンジニアリングにより、90%以上の車両の情報解析が可能な手法を確立し、素早い実装を可能にします

多様な環境で走行する車両から集められたデータの取り扱いや分析の知見あり。更に生成AIとの連携(Geotab Ace)により、対話形式でのデータ分析を実現、業務の効率化に貢献します
マクニカと連携することで生まれるシナジー効果
マクニカは、独自のAI Research & Innovation Hub(ARIH)を持ち、日本のお客様のニーズに応じた技術開発を行い、約2万社をサポートしてきた実績を持ちます。 Geotabの強み・ノウハウとマクニカの知見を組み合わせることで、日本市場に最適化されたソリューションを提供し、社会の発展に貢献してまいります。

everfleet Driveのシステム構成

4.ユースケース


ユースケース1
イギリスを拠点とする宅配輸送業者
970台に装着、データ分析の結果
ドライバーの運転意識改善により
・21%自損事後削減
・19%EV航続距離改善


ユースケース2
カナダに本社を置く通信会社
4000台以上に装着、その結果
車両の維持管理費が改善
・10%以上の燃費向上
・10%の車両維持費の削減


ユースケース3
マレーシアに本社を置く石油輸送業者
325台に装着、車両管理と
ドライバーの意識改善を実施
・9%の燃費削減に成功
・車両維持管理の自動化に成功
5.everfleet Drive(TBD) の導入プロセス
フリートマネジメントといっても、様々な活用方法があります。マクニカは、団体や企業との対話の中で、問題点を抽出し、最適なソリューションを一緒に考えます。
⑥活用
- システムとの連携による導入効果の拡大
- データ活用による情報の可視化
- 改善点の洗い出しをサポートします
⑤運用
- 定期的なメンテナンスを実施
- 緊急時のサポートを支援
- 安全・安定な運行を実現します
④実装
- 運行時のガイドラインを作成
- リスクアセスメントの実施
- 実装に関わる環境整備をサポートします

①相談
- 対話を通してお客様や地域を理解
- 課題や困りごとを抽出
- 解決すべき問題を明らかにします
②提案
- お客様に合わせた交通システムやサービスモデルをご提案
- 打ち合わせを通して提案を最適化します
③検証
- お客様の環境での実現性を検証
- 運用時に起こりうる問題を事前に洗い出し
- スムーズな実装を支援します
方向性が決まった後は、検証、実装、運用、活用と最後まで伴走し、ニーズに応えられるソリューションを提供いたします。