aptpodとマクニカのロゴマーク

株式会社アプトポッド(以下アプトポッド、本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:坂元 淳一)と株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将)は、資本業務提携の合意をいたしました。また、マクニカのCVCであるマクニカ・インベストメント・パートナーズを引受先とする第三者割当を実施いたします。今後、両社のAI/IoT技術を活用し5G時代のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現と社会課題を解決するデータプラットフォームの提供における協業を行ってまいります。

協業の背景
5G時代とモビリティ分野におけるパラダイムシフトを迎える中、自動車分野においてはコネクテッドカー/自動運転社会を目指したMaaS(Mobility as a Service)関連の開発が、また、建設、農業など様々な分野においても自動化を伴うDX化が急速に進められています。そうした中、自動検知に代表されるAIによる自動化への期待と需要が急激に高まっています。こうした課題に向け、マクニカのAI技術、アプトポッドのIoT技術を組み合わせ、動画像情報などの膨大なデータと目的別のAIを活用したエッジ・クラウドのハイブリッドデータプラットフォームの構築・提供を目指します。

協業の概要
AI開発や運用においては膨大なデータ収集とAIモデルの作成・検証・再学習といった開発環境、エッジコンピューティングとクラウドコンピューティングを柔軟に組み合わせることができる実行環境などといったシームレスプラットフォームが必要です。マクニカが提供する『MMDP』(MACNICA Mobility Data Platform)にアプトポッドの提供する高速IoT基盤『intdash(イントダッシュ)』およびエッジコンピューティング環境『EDGEPLANT(エッジプラント)』を組み合わせることで、MMDPが持つデータ基盤、エッジコンピューティングをさらに強化させ、垂直統合型のエッジ・クラウドのハイブリッドAI/IoT環境を実現します。

MMDPの特長
・リアルタイム性とデータの完全性を両立した高速データパイプライン
・高精度、高鮮度データ収集からAIモデル開発までのワンストップサービス
・エッジ、クラウドでのハイブリッドなAI実行環境

MMDPにおけるソリューション全体像

MMDPにおけるソリューション全体像

MMDPのユースケース
MMDPにより、モビリティ、産業機器からの鮮度の高い膨大なデータ収集をもとにしたAIの開発と実行を可能にし、様々なフィールドにおける多様なAIモデルの迅速な開発と実行環境を提供します。 

主な提供先
・自動車メーカー(自動運転車両、コネクテッドシステム開発向け)
・行政によるインフラ状態データ活用
・電気・ガス・水道等インフラ事業者
・建設・ゼネコン
・農業分野

想定されるユースケース例
・車両データ(制御や動画像)による自動車関連ソフトウェア開発
・障害物や工事情報など、道路環境の把握
・老朽化する交通インフラの状態把握
・建設現場における安全保全
・ハイテク農業における作物状態検知

※「intdash」および「EDGEPLANT」はアプトポッドの登録商標です。
※本文中に記載の社名及び製品名は、該当する各社の商標または登録商標です。 

<本製品に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ スマートモビリティ事業部
MAIL :auto-solution@macnica.co.jp

 

株式会社アプトポッド について

アプトポッドは産業IoTにおけるファストデータ(高速時系列データ)のスペシャリストとして、IoT/M2Mにおけるセンサー・ハードウェア技術、クラウド技術、およびグラフィカルなユーザーインターフェイス技術まで、ワンストップのテクノロジーを有するIoTソフトウェア/サービス企業です。産業シーンにおける高速で大量なデータの収集、伝送、高度なリアルタイム処理、イベント処理を実現する包括的なフレームワークを提供しています。

代表者:代表取締役社長 坂元 淳一
所在地:新宿区四谷4-3
設立日:2006年12月28日
事業内容:IoT関連ソフトウェア企画開発/販売、IoTプラットフォームクラウドサービス運営、IoT関連ハードウェア企画開発/販売
Webサイト:https://www.aptpod.co.jp

 

株式会社マクニカ について

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。

代表者:代表取締役社長 原 一将
所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3
設立日:1972年10月30日
事業内容:半導体・集積回路などの電子部品の輸出入、販売、開発、加工、電子機器並びにそれらの周辺機器及び付属品の開発、輸出入、販売、その他
Webサイト:https://www.macnica.co.jp

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>

 

株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル