2020年7月3日~7月5日の3日間、HANEDA INNOVATION CITY/羽田イノベーションシティ(以下HICity)の先行開業に伴い、施設内に導入予定となっているNAVYA社の自動運転シャトルバス「ARMA」の試乗会を実施しました。試乗会にご参加いただいたお客様、試乗会をご支援頂いた施設関係者の皆様へ心よりお礼申し上げます。本コラムでは、HICityの取り組み、試乗会の様子などをレポートします。

HANEDA INNOVATION CITYについて

HANEDA INNOVATION CITY

HICityは2020年7月3日に先行開業、2022年にグランドオープンを予定している商業・オフィスなどからなる大規模複合施設です。羽田空港と隣接し「天空橋」駅と直結、日本のイノベーションの玄関口として、「先端産業」と「文化産業」を融合した施設を完備し、日本の魅力を国内外に発信しています。先端領域では「先端モビリティ」「健康医療」「ロボティクス」などの未来の暮らしをつくる企業が集結、文化領域では「伝統」「食」「芸術」などを表現する環境が整備されています。新たな体験や価値を生み出していく未来志向の拠点として、訪れるすべての人にイノベーションを提供しています。
公式webサイト https://haneda-innovation-city.com

NAVYA自動運転シャトルバス試乗会

2020年7月3日~7月5日の3日間、HICity内のイノベーションコリドーにて、NAVYA社の自動運転シャトルバス「ARMA」の試乗会を実施しました。これは、HICityの推進する「先端モビリティ」の取り組みとして、今年9月より自動運転シャトルバス「ARMA」を施設内に導入する予定となっており、本格稼働に先立っての体験イベントです。万全の安全対策を施した限定エリア内で、約30mの通路を往復する形で、HICityにご来場された一般のお客様や施設関係者様などに試乗体験をしていただきました。あいにく今回は手動デモでのご案内となりましたが、3日間を通して計220名以上の方々にご乗車頂きました。お客様からは「未来を感じる」「未知の体験ができた」などのご感想を頂き、まさにHICityがコンセプトとする新たな体験や価値を提供できたのではないかと嬉しく感じています。現在、今年9月からの自動運転シャトルバスの本格稼働に向けて準備を進めていますので、ぜひご期待、ご来場下さい。

HICityでのNAVYA自動運転シャトルバスの試乗会

自動運転シャトルバス「ARMA」とは?

今回の試乗会で使用した自動運転シャトルバス「ARMA」は、フランスNAVYA社の製造する自動運転システムを搭載したEV車です。NAVYAの自動運転車両は安全走行・運用、ユーザビリティ、事業性を意識した設計で、商用における自動運転の実用化を支援します。NAVYAの自動運転車両はこれまで20か国以上で160台以上の導入実績があります。ARMAは最高速度25km/h、乗車定員15人、LiDARやカメラ、GNSSなどのマルチセンサー技術が採用されており、信頼性の高い自動運転を実現します。詳細については製品ページ(https://www.macnica.co.jp/business/maas/products/133978/)をご覧ください。

 

HICityでは今年9月より自動運転シャトルバスの本格導入を予定してます。弊社マクニカとしても、この「先端モビリティ」の取り組みを全力で支援し、HICityの益々の発展に貢献できるよう努めてまいります。

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