ココロで動かす行動変容:製造業DXは体験ファーストから始めよう
理屈を超える実践の力
10年で400件以上のDXプロダクトに携わってきた私たちは、その過程で「頭で分かっていてもココロが動かないと行動は変わらない」という答えに辿り着きました。
業務変革プロジェクトの成否を分かつポイントは、「いかにクイックに体験の場を作るか」にあります。
また、効率的なアプリ開発や関係者を巻き込んだアジャイル開発といったテクノロジー・方法論の進化は、「理論を超えた実践をどれだけ行えるか」にかかっています。
DXを自分ごと化し、ココロを動かすユースケース
Case1:忙しいのは当たり前じゃない!営業部門発の業務変革
- 業種
- 半導体商社
- 対象部門
- 営業部門
- 課題
- 部品供給難による納期調整・調査・報告業務で、現場の営業が慢性的な業務過多に
- 施策
- 必要な情報を必要なときに入手できるアプリを、業務部門が短期間でアジャイル開発
- 効果
- 業務効率化に加え、ITを駆使して業務改善を行うDX人材の育成に成功
Case2:まず作る!顧客からのフィードバックサイクルの高速化
- 業種
- 製造業
- 対象部門
- 設計開発/営業/カスタマーサービス部門
- 課題
- 機械・装置といった自社製品を、顧客に継続利用してもらうために必要なアップデートや開発が進まない
- 施策
- フィードバックを素早く得るために営業やCSと連携し、お客様に必要な機能を搭載したアプリをアジャイル開発
- 効果
- お客様に本当に必要な機能やデータが分かり、開発が効率化。お客様自身に新たな発見が生まれる可能性もある
Case3:使いながらアップデートしてこそ価値が生まれる、経営ダッシュボード
- 業種
- 製造業
- 対象部門
- 経営企画
- 課題
- ERPを刷新したもののデータが膨張し、在庫やリードタイム短縮といったビジネス判断に必要なデータの活用に苦戦
- 施策
- 正確性や完全性よりもリアルタイムの傾向を重視。複数のシステムからクイックにデータを集め、使いながらやりたいことを明確化
- 効果
- 暗黙知化していた判断のポイントが形式知化される