半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円)は、この度、損害保険ジャパン株式会社(以下損保ジャパン、本社所在地:東京都新宿区西新宿1-26-1、取締役社長 西澤 敬二)と、より安心・安全な自動運転の導入を支援し、自動運転の社会実装を加速するために協業することを発表します。

 モビリティ分野においては、CO2排出やドライバー不足、免許返納、地方公共交通不足など、多くの社会課題を抱えているのが現状です。そこで昨今、自動運転技術の活用によるこれら諸課題の解決のため、日本全国にて多くの自動運転に関する社会実験が行われています。しかしながら、実際に自動運転の実用化を進める上では、車両の安全性の担保責任や長期運用のためのメンテナンスサポート、事前に事故リスクを評価し、万が一事故が発生した場合には賠償責任を補償する仕組みが求められます。そして、これらの要件を満たす自動運転のサービスプログラムを提供することは、自動運転の社会実装を目指す中で、必要不可欠となってきています。
 そこで、マクニカと損保ジャパンは、互いの保有する自動運転関連のソリューション・商品を組み合わせることにより、お客様の運用リスクを低減し、自動運転の実用化に必要とされるサービスプログラムを共同で構築してまいります。

 マクニカでは、国内総代理店として取り扱いのあるNAVYA(ナビヤ)※1 SA(以下NAVYA、本社所在地:フランス リヨン、CEO:Étienne Hermite)のソリューションを中心に、保安基準に適合した自動運転車両や明確化された走行条件設定(ODD)、定期的な保守メンテナンスなどを提供することで、安全で安定的な走行・運用を支援します。

 損保ジャパンは、自動運転導入に向けたインシュアテックソリューション「Level  IV Discovery」※2を開発しています。今回の協業を通じて自動運転向けの新たな自動車保険を提供するほか、自動運転の導入エリア・ルートにおけるリスクアセスメントの提供も検討していきます。

 両社の特長を活かしたソリューションを自動運転のサービスプログラムとして提供していくことにより、自動運転の社会実装を加速し、社会課題の早期解決に貢献してまいります。

※1 NAVYA(ナビヤ)
NAVYAは2014年に創業した自動運転車両を開発するフランスの会社です。「ファースト&ラストマイル」をコンセプトとする同社の「自動運転シャトルバス」は、公道を自走することもできるため、公共交通ネットワークと接続することで、交通弱者の救済や渋滞緩和など、社会課題の解決に効果を発揮します。また、公園や商業施設、工場・プラントなどのプライベートエリアでは、エリアの回遊性や収益性を高めることで、集客やコストの改善に貢献します。すでに20か国以上での採用実績があり、安全で信頼性の高い、快適な輸送を実現します。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp/business/maas/products/133978/)をご覧ください。

NAVYA/自動運転シャトルバス

NAVYA/自動運転シャトルバス

※2 インシュアテックソリューション「Level IV Discovery」
損保ジャパンは、走行前にリスク調査をする「リスクアセスメント」、走行中の「遠隔見守り・トラブル対応」、自動運転車の多様なリスクをカバーする「保険」のソリューションにより自動運転の走行前・走行中・トラブルまでを総合的にサポートすることで自動運転走行の安全を支え、また、お客さまに安心を提供いたします。
詳細はWEBサイト(https://level4-discovery.org)をご覧ください。

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

<本製品に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ モビリティソリューション事業部
TEL :045-470-9118
MAIL :auto-solution@macnica.co.jp

 

損保ジャパン株式会社 について

損保ジャパンは、SOMPOホールディングス株式会社を親会社とするSOMPOグループの中核会社です。SOMPOグループは、 2016年度からスタートした5年間の中期経営計画におい て、「お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービス」をご提供するというグループ経営理念の具現化に向けて、各事業の魅力を徹底的に高めると同時に、新たな事業機会の探求、グループ内の事業間連携やデジタル技術を 活用したお客さまサービスの拡充などに取り組んでいます。 こうした取組みを通じて、お客さまの幸せな人生をひとつなぎで支えていく「安心・安全・健康のテーマパーク」を目指しています。

 

株式会社マクニカ について

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>

 

株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853