AI導入から運用までを4つのフェーズに分け、ライブラリをライセンス化

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円)は、このたび、「Re:Alize.macnica.ai」(以下 Re:Alize)を提供開始いたします。
「Re:Alize(リアライズ)」とは、AIの技術検証から運用開始までを最短1か月で実現し、その後の継続的な保守・運用をサポートするサービスです。
AI導入の初期段階からフェーズごとに、明確な期間と投資金額を把握した上でプロジェクトを推進することができ、最短で効果検証を実施することが可能となります。

マクニカは、2019年1月CrowdANALYTIX社を関係会社化し、マクニカのAI事業である“macnica.ai”のサービスポートフォリオを拡大してまいりました。
また、2019年12月には、macnica.aiのAI専門家組織 AI Research & Innovation Hub(以下ARIH)を発足し、AIを活用した社会課題解決への取り組みをお客様と共に推進してきました。

このようにさまざまなAIプロジェクトに取り組む中で、投資金額・必要な期間が不明瞭であるがゆえに、導入に踏み切れない、あるいはプロジェクトが中断し、本格的なAI活用にまで至らないケースが多くあることが分かりました。
AI白書2020(注)においても「AIを導入/検討する上での課題」に対して、40.8%の企業が「導入効果が得られるか不安である」と回答しているという結果が出ています。

そこで、それらの課題を解決するために、このたび、ARIHが100件以上のAIプロジェクトを支援する中で得た知見・ノウハウをもとに、AI実装に不可欠なライブラリをライセンス化し、AI導入から運用までの各フェーズをモジュール化したサービスを提供することとなりました。

Re:Alize 全体像

Re:Alize サービスプラン

マクニカは、最先端のテクノロジーを組み合わせ、見極める目と実装力で技術サポートに力を注いでまいりました。
当社のAI専門家組織であるARIHは、AIを課題に適用する方法を見出すだけではなく、技術情報の提供から開発プロセスを効率化する提案まで、高度化・複雑化する現場に独自の付加価値を提供、お客さまのあらゆる技術課題に寄り添い解決をサポートしております。
このたびの新たなサービスの提供により、ARIHの知見・サービス・テクノロジーを融合し、企業の新たな価値創造と変革を伴走型パートナーとして支援します。

 

(注) 出典:AI白書2020 P.307 図3-4-22「検討中/関心ありの企業におけるAIを導入するに当たっての課題(業種別)(複数回答)」

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
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