こんな方におすすめの記事です

  • 工場設備のデータ収集やその利活用を検討・導入されている方
  • マクニカのデータ収集ソリューションに興味がある方

この記事を読み終えるのにかかる時間

5分

はじめに

こんにちは。マクニカ ソリューション開発課の桜庭です!

第一弾のテックブログ:小さなマクニカ工場のスマートファクトリー化を試してみた(その1)では、弊社の工場デモ機のご紹介をしました。

全5回を予定している連載の第二弾となる今回は、このデモ機を使ったデータ収集ソリューションについてご紹介していきます。。

データ収集ソリューションとは

実際の工場ではさまざまな機器が稼働していますが、それらの機器の制御装置としてPLC( Programmable Logic Controller )が使用されています。

 PLCの役割は機器の制御が主ですが、その制御に必要な入出力機能を持っています。

 入出力機能は、接続されているセンサやスイッチによりさまざまですが、

スイッチのON/OFF情報や機器の位置情報、温度、電圧、電流等、機器の稼働状態の情報が集約されています。

これらのデータを効率良く取り出して利活用しましょう、というのがマクニカのデータ収集ソリューションのひとつです。

 

データを取り出してみよう

では実際にPLCからデータを取り出してみましょう!

データの取り出しにはWeintek製Gatewayを使用します。

このデータ収集ソリューション用GatewayはHMI(画面表示)が付いているため、現場で見たい情報と管理サイトで見たい情報を分けて構築することができます。

また、この製品はMQTTやOPC-UAの通信プロトコルに対応しているので、AWS等のクラウドへの接続や工場内のネットワークの構築が容易です。

工場デモ機には4台のPLCが接続されていますが、今回は倉庫部を制御しているPLCのデータの取り出しをやってみます。

 データの取り出しまでは大まかに以下の手順になります。

  1. 対象のPLCから読み出したいデータのアドレスを調べる(今回は倉庫部のクレーンの位置情報を取り出します)
  2. データ収集ソリューション用GatewayにPCからPLCの情報や接続するネットワークの情報を書き込む
  3. データ収集ソリューション用GatewayのHMIに読み出したデータを可視化するための設定をする
  4. データ収集ソリューション用GatewayをEthernetケーブルでPLCの接続されているネットワークに接続する

 

以上です。

これだけです。

非常に簡単ですね。

この手順で、取り出したデータを現場で確認できる環境は整いました。

それでは実際にデータを取り出している様子の動画をご覧ください。

スマートファクトリーのデータの利活用に向けて

この記事ではスマートファクトリー化の要であるデータ収集の手法のひとつであるPLCからのデータの取り出し方法についてご紹介しました。

 データ収集の方法としては、他にも高サンプリングのデータロガーの利用や、カメラを用いた画像データ収集などもありますが、それは別の機会にご紹介していきたいと思います。

 次回は取得したデータをどのような方法で利活用するのか、に焦点を当ててご紹介します。

 尚、弊社のソリューションに関する内容は以下の別ページに記載されていますので、この記事とあわせてご確認いただければと思います。

関連記事

*テックブログ*
小さなマクニカ工場のスマートファクトリー化を試してみた その1