
個別最適に陥らず継続的にDXを推進出来る仕組みを作りたい(CoE組織の立ち上げ)
市場環境の変化が加速するなか、社内ITシステムのアップデートがビジネスのスピードに追随できず、要件定義に時間を要するあいだに実態と乖離し、リリース前からユーザーのニーズを満たせないケースが増えています。
さらに、部門ごとに局所最適化されたツールが乱立し、情報が分断・サイロ化されているため、知見が共有されず同じ失敗を繰り返す一方で、成功事例も横展開されません。その結果、セキュリティやサービスレベルの低下を招き、組織全体のスピードが上がらないという課題が顕在化しています。
全体最適とビジネスの俊敏性を両立させるには、CoE(Center of Excellence)組織の立ち上げを含む、継続的にDXを推進できる仕組みの構築が急務です。
*CoE(Center of Excellence)とは:企業や組織において、特定の分野や技術に関する知見・ノウハウを集中・蓄積し、全社的にその知識を展開・支援していくための専門組織や機能を指します。
IT部門と事業部門が密に連携するDXプラットフォーム(CoE)の構築
業務改善や新サービス創出のスピードを高めるには、各部門とIT本部をシームレスにつなぐ“横串”の組織・機能が欠かせません。
DXプラットフォームを基盤に、収益を生み出す社内外向けサービスを短期間で大量に、かつ低コストで生産する組織・機能を、私たちは「DXの工場」と呼びます。
この“工場”を立ち上げることで、ビジネスを加速させるアプリケーション開発サイクルを実現し、企業全体の競争力を底上げできます。

DXの工場が生み出す「ビジネス×IT」の利益構造
DXの工場で生み出す利益は、業務効率化による時間削減、新サービス創出による収益、属人的ミス排除によるリスク削減といったビジネスインパクトに加え、開発工数と管理工数の削減によるITインパクトの双方から得られます。
例 |
利益 |
|
ソフトウェアを活用し、既存業務プロセスを効率化する | 紙やExcel業務を廃止し、業務時間を短縮する | 業務の効率化 |
SaaSなどの新サービスで収益を創出し、顧客サービスを向上させる | IoTを活用した保守サービスや、顧客ポータルでの製品納期確認 | 新しいサービス収益 |
業務をデジタル化してリスクを低減する |
新人とベテラン間のQCD回答のばらつきを標準ロジックで統一する |
業務リスクの削減 |
開発チームの工数を削減する | プロジェクト単位の開発コストを抑制する | 開発工数の削減 |
DevOpsとプログラム管理機能により運用・管理を効率化する | より効率的な展開・管理プロセスを実現する | 管理工数の削減 |
「DXの工場」を実現する組織構造(CoEを実現するフレームワーク)
以下の5つの組織機能を整備することで、DXがもたらすビジネスインパクトとITインパクトを最大化できます。

組織機能 |
詳細 |
IT基盤の整備 | ・全社のポートフォリオ管理 ・全社共通の開発基盤整備 ・既存システムとの連携 |
開発テーマ優先順位付け | 全社戦略との整合性を鑑みたプロジェクトValueの判断・優先順位付け |
開発生産性の向上 | 再利用可能な部品 開発人財のトレーニング 開発プロセスの整理 |
エキスパート | セキュリティなど個別専門性が必要な領域は実行部隊とは独立したプロフェッション組織として横串配備 |
アプリケーション製造ライン | 開発 |
DXを成功へ導く“中核機能”を、構想から実装・人財育成まで支援します
「DXの工場」を持続的に機能させるには、単なるアプリ開発体制の整備にとどまらず、全社を巻き込むガバナンス体制の強化と、事業部門・IT部門を横断する専門組織(CoE)の確立が不可欠です。
マクニカは、CoEの構想設計から立ち上げ・定着に至るまでを一貫して支援。
さらに、DX推進を現場でリードできるスペシャリスト人財の育成プログラムも併せてご提供し、貴社内に変革を推進する“核”を根づかせます。
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