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スマートモーターセンサー(Mpression Smart Motor Sensor)のセットアップと、モーターへの取り付け方法を紹介します。

※スマートモーターセンサーは以下SMSと表記します。

1.モバイルアプリのインストール

SMSセットアップのため、まずはモバイルアプリをインストールします。
こちらのQRコードよりダウンロードしてください。

電波が届いている事を確認するために、SMSを接続する予定のWi-Fiネットワークに設定を行うスマートフォンを接続しておきましょう。

2.新規センサー追加

SMSアプリを立ち上げて、「新規センサー追加」をタップしてください。

※初めてSMSを使用する場合、画面の一部が異なることがありますが、新規センサー追加で進んでください

位置情報の使用を許可し、あらかじめスマートフォンから接続されたネットワークを選択してください。

3.電池の挿入

アプリからは一度離れます。

SMS本体上部の六角ボルトを外し、蓋を開けます。

内部の電池BOXへ電池を挿入します。電池はリチウム単三電池を4本使用します。

電池を挿入できたら、蓋を戻します。アプリに戻り、「電池が挿入されました」をタップします。

4.SMSをネットワークに接続する

バッテリー挿入後、スマートフォンのWi-Fi設定画面を開きます。SMSのシリアルNoと同様のSSIDが出てきますので、そのネットワークへ接続します。

その後、アプリに戻ると接続画面になります。

SMSを接続予定のSSIDを選択し、パスワードを入力します。「接続」をタップすると、センサーのセットアップ画面になります。

「センサーはクラウドに接続されました」と出たら、ネットワークのセットアップは完了です。

5.モーター情報の入力

「今すぐモーター詳細情報を設定する」をタップし、モータ情報を入力していきます。

入力できたら、続ける で進みます。

※画像内空欄の箇所は任意入力となります

新規追加で、位置情報から設置場所を登録します。

モーターを設置場所ごとに分類し、わかりやすく管理することができるよう名前を付けることができます。

工場の名前・工程の名前を入力し、「このプロセスを追加」をタップします。

最後に、モーターの追加情報を入力しましょう。

ベアリングメーカー名については、以下のベアリングメーカー以外の場合は空欄にしてください。

SKF

NTN

FAG (Schaeffler)

KOYO (JTECT)

NSK

NACHI (Nachi-Fujikoshi)

 

以上でアプリ側の設定は完了です。

6.アルミクランプの取り付け

SMSに付属しているアルミクランプを本体に仮止めします。モーターに取り付け易いよう、ある程度遊びを持たせておきます。

7.モーターへの取り付け

三相モーターの冷却用フィンにSMSを取り付けます。

取り付け位置は、モーター横にある冷却フィンの中央部かつ、反負荷側に配置します。

接着強度を高めるため、三相モーター冷却用フィンのSMS取り付け箇所にやすり掛けを行います。

 その後、やすりがけした部分に付属の接着剤を塗布しておきます。

SMSを三相モーターに固定します。接着材を塗布した取り付け箇所に、アルミクランプで挟み込み、六角レンチを使用して固定します。

 

設置完了です!

画像設置完了イメージ(縦置き)

設置完了イメージ(横置き)

番外編. 他モーターへのセンサー付け替え

設置完了したSMSを別のモーターへ付け替える場合、以下の手順を行う必要があります。

①クラウドリセット
弊社マクニカ側での作業となります。担当営業にご依頼ください。

②センサーリセット
お客様アプリ上での作業となります。SMSアプリを立ち上げ、設定画面から「センサーのリセット」をタップします。

リセット対象のSMSネットワークに接続します。

SMSネットワークへ接続後、アプリに表示された手順に従いリセットを行います。

以上、スマートモーターセンサー(Mpression Smart Motor Sensor)のセットアップとモーター取り付け方法の紹介でした。

使用中のモーターに後付けでき、すぐに予防保全を始められるのがスマートモーターセンサーの大きな強みです。取り付けとセットアップの容易さをぜひ実感ください。

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