グリーンエネルギーをかしこく使ってエネルギー効率改善・最適化

日々変動・進化する脱炭素社会に地域・企業が適合するには「グリーンエネルギーをかしこく使うこと」が求められます。これを実現するために「自分で発電して使用する」「みんなで発電して共用する」「外部から購入して使用する」3つの方法をどのように組み立てて実現するのかが重要な視点となります。

マクニカは、お客様のご要望を実現する「グリーン × DX = GX(Green Transformation)」の仕組みづくりを、お客様のご要件にあわせて設計・構築・運用支援を行います。具体的には、「エネルギーの見える化」を発電・消費電力双方で実現し、最適なリソース(発電装置、蓄電池、省エネ機器、エネルギー利用する機器など)の各々の最適な利用方法を提案し、より良い運用を実現します。

マクニカの「エネルギーマネジメント」では、脱炭素社会の中でGX技術を取り込み最適化をすすめるサービスや、エネルギー効率を改善するEMSなどのソリューションをご提案いたします。

エネルギーマネジメントソリューション

エネルギー管理システム Kisense®(キーセンス)

施設におけるエネルギーを一括管理・予測・制御

エネルギー管理システム「Kisense」は、電気・ガス・水道など各種エネルギーデータをそれぞれの環境に合わせたセンサーを取り付ける事で、リアルタイムなデータの可視化や、設備異常の早期発見を実現します。また、室内外の温度や人感センサー、基幹システムのデータと組み合わせる事で、独自の分析も可能です。

これまで生産施設、銀行、ホテル、空港、商業施設など500件以上を超える導入実績があり顧客からの多様なニーズに応える多くの機能を揃えています。

次世代型スマートオフィスソリューション

オフィスのスマート化・運用改善

「次世代型スマートオフィスソリューション」は、各種センサーを施設内に設置し、個人を特定しない方法によりデータを取得・解析することで、オフィス内での人の出入りや移動の可視化を行い、デスクや設備の利用状況をモニタリングし、効率の良い設備配置や電力利用スケジュールを組むことで、オフィス内の運用改善、施設全体の電気代削減など、快適な業務環境を実現します。お客様の規模や予算に応じて小規模から大規模まで提供できる点が特徴となっており、ワンフロアなどのスモールスタート導入からはじめ、必要に応じて1棟、複数拠点などに拡張することも可能です。

■ オフィスに関連する様々なデータを一括管理
■ 環境分析をもとに計画を策定・設備機器の制御
■ 電力使用量の管理・最適化

データの可視化ソリューション

施設の電力使用量やCO2排出量の可視化・分析

「データの可視化ソリューション」は、施設内に設置された各種センサーから取得したデータやスマートメータから取得した電力使用量データをクラウドに取り込み、可視化・分析することで、施設のエネルギー使用量・CO2排出量を把握し、設備運用ルールの見直しや具体的な削減目標を設定、設備機器を制御することで、施設全体の運用改善、電気代削減など、施設の脱炭素化を実現します。導入後は最小限の開発と設定で、環境分析・設備機器の制御、施設全体のエネルギーの最適運用まで実現します。

■ ノーコード接続
■ 環境分析・設備機器の制御

サーキュラー蓄電システム soldam(ソルダム)

ローコスト&安全性が高く、資源循環が可能な
地球環境に優しいシステム

サーキュラー蓄電システム soldam(ソルダム)は、100%リサイクル可能な鉛電池を利用した、低価格で安全性が高い、家庭用鉛蓄電池システムです。

太陽光パネルとパワコン間に設置される鉛蓄電池システムで、日中に太陽光発電システムで発電した電力をせき止め、夜間に放出することで無駄なく電力を使用できる、ダムのような役割を持ちます。寿命を迎えた鉛蓄電池は、適切な処理でリサイクルを行うことで再生鉛を活用した蓄電池として再利用・資源循環が可能です。

環境負荷が少ない鉛蓄電池を利用して、再エネを広く普及することで、自家発自家消費率の向上による脱炭素化社会の加速を目指します。

脱炭素社会に向けた実証事業・調査事業

大さん橋ぺロブスカイト社会実装実証事業

ペロブスカイト太陽電池を「どこでも電池」として広く社会実装

ペロブスカイト太陽電池(Perovskite Solar Cells:PSC)は、桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が発明した、従来の太陽光パネルに代わる日本発の未来技術です。

マクニカは、環境省より「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」の採択を受けて、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けて、令和5年度より技術開発・実証事業を開始しました。

実証事業「港湾などの苛烈環境におけるPSCの活用に関する技術開発(委託)」は、ペロブスカイト太陽電池の発明者である桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授の指導の下、ペクセル・テクノロジーズ株式会社、株式会社麗光と、マクニカの3社で推進いたします。

省エネ診断・調査業務

お問い合わせ

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