循環型経済を構築できるまちづくり

エネルギーを中心とした視点からまちづくりを検討する

私たちは、地球環境に良く、かつ住みやすいまちづくりを行うことで、価値の高い都市をつくり、住民(老若男女)・企業の誘致が進み、持続可能な経済成長が見込めるまちづくりのお手伝いをいたします。

この記事では、ベトナムのダナン市、ハロン市で行った補助事業の一部をご紹介いたします。

ダナン市省エネルギー業務JCM適用性調査

令和2年度低炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務横浜市とダナン市の都市間連携による脱炭素社会形成支援事業
(環境10年計画策定支援および省エネルギー事業形成支援)

マクニカの受託業務

ベトナム ダナン市において工場等の省エネルギー業務JCM適用性調査を実施し、以下の3つの観点からヒアリング、調査を行いました。

<導入検討事項>
 1 工場の廃熱処理発電
 2 スマートライト適合証明
 3 輻射式冷暖房

1 工場の廃熱処理発電

適応検討システム(技術)
ダナンスチール社にて、工場で発生する廃熱を利用した発電実現性について検討を行った。

実施業務
渡航不可の状況の中、ダナンスチール社とWeb会議にて現状の環境ヒアリングを実施。
その情報を元に、以下図の2案について実現性の検討を実施した。併せて省エネ診断を行い、今後の省エネ対応案の検討を行った。

今後の展開
検討の結果、ダナンスチール社での廃熱処理発電は小規模のため、規模を適合させることが難しいことがわかった。
そのため、周辺及び工業団地規模での最適発電事業検討を令和3年度に進めることと確定した。

出展:株式会社オオスミ

2 スマートライト適合証明(街路灯LED)

適応検討システム(技術)
LED電球を大規模な範囲の街灯へ導入することで、ダナン市が掲げる「スマートライティング構想の実現」への貢献が、大きく期待されている。
この事業へのJCM設備補助事業活用で、ダナン市に最適なLED電球の導入を検討した。

実施業務
ダナン市担当各部局への適合性検討とWeb打合せ実施。
現地の条件に合わせた施工方式や照度、配置数などを具体的に検討し、導入可能な数量と予算規模の設定を現地機関と調整しながら進めた。
コロナ下の状況ながら、ダナン市機器評価部局の協力によりLED機器評価を実施した。

今後の展開
検討の結果、総合的なスマート化を推進するため令和3年度に、LED照明単体だけでなく道路・エリアで連携するスマートライティングシステムの適合を検討を実施することとなった。

出展:株式会社オオスミ

3 輻射式冷暖房

適応検討システム(技術)
ダナン市では、空調分野におけるエネルギー消費量の削減効果は非常に高いことが想定されていた。
このため、本プロジェクトにおいて、大幅にエネルギー消費が少ない輻射式冷暖房(THEAR)の導入の可能性について調査を行った。

実施業務
ダナン市担当部局への輻射式冷暖房の解説・評価・設置検討を継続的に実施。適合要件及び、設置施設の検討を行った。

今後の展開
令和3年度に機器評価を実施することで相互に合意。現在評価環境及び検証方法について確認を行っている。

令和3年度ダナン市における低炭素技術のモデルプロジェクトの開発支援

調査結果を踏まえ、以下の観点で、令和3年度ダナン市における低炭素技術のモデルプロジェクトの開発支援を行うこととなりました。

・ダナン市のスマートエネルギーシステム開発モデルの提案。
・ダナン市の特定地域を対象とした、エネルギーの需要と供給の最適化・低炭素化をはかる事業について、フィジビリティの検討。

ハロン地域スマートインフラマスタープラン策定事業

令和2年度質の高いインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業
ベトナム国・AMATAスマートシティハロンにおけるスマートインフラマスタープラン策定事業

マクニカの受託業務

アマタシティ・ハロンに新設される、「居住エリアを主体とした街区のスマートシティ化」を実現するスマートインフラの実現性を調査・検討しました。

<導入検討事項>
1 適合が想定されるスマートエネルギーサービスと概要設定
2 スマートエネルギーサービスの適合技術検討
3 スマートエネルギー事業概要設計

 

 ベトナム・ハロン地域に適応される法規制及び需要予測・ユーザーの適合性等を検討し適宜導入を想定する事業概要の設計を実施。

■想定実施事項(フェーズ1)
・太陽光発電(パワーコンディショナー):発電量把握と出力制御
・蓄電池               :蓄電池容量把握と充放電制御
・受給電デバイスモニタリング
・グリッド内エネルギー利用最適化

■運用管理
・管理PVの生成と出力
・ストレージの充電と放電を管理する
・HVC管理
・エネルギー使用の最適化

■AI活用で効率化できる事項の検討(想定)
・発電容量を認識し過剰発電を制御(発電停止)
・蓄電容量を認識しEVへ給電
・発電容量及び設備内使用量・蓄電容量を認識し電力の適正供給(予測制御・・・天候、イベント対応実施)
・全体エネルギー利用最適制御