製品概要
シーメンスのブレーカー(遮断器)は、電気回路の異常を検知して電流を遮断することで、設備や機器のトラブルを未然に防ぐ保護機器です。低圧配電用途において、工場やインフラ、建物設備などさまざまな現場で使用されており、小容量の分岐回路から大容量の主回路まで対応可能な製品を展開しています。
本ページでは、容量や用途に応じて選択可能な各種ブレーカー製品についてご紹介します。
製品特長
■ 幅広い容量レンジに対応
小容量の分岐回路から大容量の主回路まで対応可能な製品を展開しており、設備規模や用途に応じた回路保護に対応できます。
■ 柔軟な構成と拡張性
モジュール化された設計により、用途に応じた機能追加や構成変更に柔軟に対応可能です。
■ 設備運用を支える保護性能
過負荷や短絡などの異常を検知し遮断することで、電気設備や機器のトラブル防止に貢献します。
製品一覧
ミニチュアサーキットブレーカー (MCB)
ミニチュアサーキットブレーカー (MCB) は、主に小容量回路の保護に使用されるブレーカーで、配電盤内の分岐回路や各種設備の電源回路に幅広く採用されています。過負荷や短絡などの異常が発生した際に回路を迅速に遮断し、ケーブルや接続機器の損傷を防ぐことで、設備トラブルの発生や停止リスクを低減します。
電気設備の分散化や自動化が進む中で、各回路単位での確実な保護を担う基本的な機器として重要な役割を果たします。
盤内スペースを占有しにくく、多回路構成にも対応しやすい設計です。
DINレールへの取付に対応し、設置・交換作業を容易に行うことができます。
補助接点やトリップ機構など各種アクセサリと組み合わせることで、用途に応じた回路保護構成が可能です。
異常発生時に確実に回路を遮断することで、設備停止や機器損傷のリスク低減に寄与します。
配線用ブレーカー (MCCB)
配線用遮断器 (MCCB) は、中容量の回路や設備を保護するために使用されるブレーカーで、機械設備やモーター、配電設備の保護用途などに広く採用されています。過負荷や短絡といった異常を検知した際に回路を遮断することで、機器の損傷や設備停止を防ぎ、電気設備の安定した運用を支えます。
小容量回路向けの MCB と比較して、より高い電流領域に対応するとともに、設備全体の保護や回路構成に関わる重要な役割を担う機器です。
さまざまな電流容量に対応した製品が用意されており、設備規模や用途に応じた回路保護が可能です。
モジュール化された設計により、保護機能や補助機能の追加など、用途に応じた構成変更に対応できます。
IECやULなどの国際規格に準拠しており、海外設備や輸出向け装置にも対応可能です。
異常発生時に必要な回路のみを遮断することで、設備全体の停止リスク低減に寄与します。
トリップ特性の設定や機能選択により、保護対象や使用環境に応じた運用が可能です。
気中ブレーカー (ACB)
気中遮断器 (ACB) は、大容量の電力供給回路を保護するためのブレーカーで、受電設備や配電盤の主回路などに使用されます。過負荷や短絡などの異常発生時に回路を遮断することで、電気設備全体の保護と安定した電力供給を実現します。
モーターや変圧器、発電機などの主要設備を含めた電力系統の保護にも対応し、設備全体の運用に大きく関わる重要な機器です。
数百A~数千Aクラスの電流に対応し、設備全体の電源供給ラインの保護に使用されます。
異常発生時に対象回路を確実に遮断することで、事故拡大や設備全体への影響を抑制します。
モジュール化された設計により、用途や設備構成に応じた機能追加や構成変更に対応します。
上位制御システムとの連携により、設備状態の監視やエネルギー管理への活用が可能です。
IECやULなどの国際規格に準拠しており、海外設備や輸出向け装置にも対応可能です。
シーメンス関連製品
ブレーカーは電気設備を保護するための重要な機器ですが、設備の安定運用を実現するためには、制御・監視・ネットワークといった機器との組み合わせも重要となります。
シーメンスでは、ブレーカーとあわせて使用できる制御機器や監視システムなどの製品も展開しています。
お問い合わせ
ブレーカーの選定においては、単に容量や種類を選ぶだけでなく、設備構成や負荷条件、運用方法に応じた適切な保護設計が求められます。特に中容量〜大容量の回路では、機種の選定や構成によって設備全体の安定性や運用性に影響を与えるため、用途に応じた適切な検討が重要となります。
マクニカでは、用途や設備条件に応じた最適なブレーカー選定・構成について、個別にご提案いたします。導入検討や見積についても、お気軽にお問い合わせください。