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LTspice を実行するには、回路図を作成するだけでなく、シミュレーションを実行するための解析方法を指定する必要があります。解析方法には、AC 解析、DC 解析、ノイズ解析、DC 動作点解析、伝達関数解析などがあり、ツールバーの Configure Analysis の設定メニューにて解析条件を入力して実行します。この解析条件を指定した時に、DC 解析の場合、「.dc ~」と表示されます。この「.dc」のようなコマンドはすべてピリオドで始まり、「ドット・コマンド」と呼ばれます。

ドット・コマンドは、解析の実行方法の指定以外に、回路で使用する部品を追加するモデルの指定をおこなう「.model」、トランジェント解析時後におこなうフーリエ解析をおこなう「.four」、シミュレーション結果の特定のポイントの値を測定する「.meas」など、他に多くのコマンドが用意されています。

ドット・コマンドを活用すれば、LTspiceでの作業効率が格段にあがりますので、普段の業務でLTspiceを利用されている方には必ず覚えていただきたいコマンドをピックアップして解説していきます。

用途別ドット・コマンド解説コンテンツ一覧

タイトル 概要 公開日
ドット・コマンド編 (1) : AC 解析(.ac) 解析で良く使う AC 解析(.ac コマンド)について説明 2024年12月25日
ドット・コマンド編 (2) : ドット step コマンド(.step) パラメトリック解析で使う ドット step コマンド(.step)について説明 2025年3月5日
ドット・コマンド編 (3) : トランジェント解析(.tran) トランジェント解析で使う ドット tran コマンド(.tran)について説明 2025年4月30日
ドット・コマンド編 (4) : DC解析(.dc) DC解析(.dc コマンド)について説明 2025年8月7日

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