過去記事「 LTspiceを使ってみよう - DC/DCコンバーターの動作確認」にて、LT8640というDC/DCコンバーターのJIGファイルを使って自動的に効率計算をおこないました。今回は、マルチ出力電源回路(LTC3315A)の効率算出テクニックについて、ご紹介します。

 

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マルチ出力の電源回路の効率を確認してみよう!

アナログ・デバイセズ社のLTspiceモデルを使うと、電源の効率をシミュレーションで求めることができます。非常に便利な機能なので、よく電源選定の際に使用します。

 

DC/DCコンバーターの効率は、回路の安定状態での入力電力と出力電力から算出されます。LTspiceでは、入力と出力を識別する為に、独立電圧源と電流源またはRloadという名前を持つ抵抗が、必ず1つずつである必要があります。

 

その為、2つ以上の出力(Rload)を持つ電源回路での効率算出には、ひと工夫必要となります。今回は、2つ以上の出力がある場合の効率算出方法について動画でご紹介します。

 

今回は、ビヘイビア・モデルを使って効率計算を行います。ビヘイビア・モデルについては、「ビヘイビア電圧源でオリジナル波形を作ろう!」の記事も参考にしてください。

 

※ Short Videoは、字幕で説明しておりますので、音が出せない環境でも内容を確認することができます。

最後に

まだLTspiceを使ったことがない方は、下記のリンクよりLTspiceをダウンロードしてみてください!

ぜひ、一度お試しください。

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また、初心者向けのLTspiceセミナーも定期的に実施しています。LTspiceの基本操作を習得できますので、ご参加頂ければと思います。

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