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可視光はそのままに、熱の主因となる近赤外線をカット
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空調負荷を抑え、快適な室内環境づくりをサポート
室内の暑さは“窓からの熱”が大きく影響
夏のオフィスビルや飲食店では、電力使用量の中でも空調が大きな割合を占めています。
経済産業省資源エネルギー庁の調査では、オフィスビルの約49%、飲食店では約51%が空調による電力消費であることが示されています。
その要因となっているのが、窓から侵入する熱(近赤外線)です。
太陽光は紫外線、可視光線、赤外線に分けられ、赤外線(特に近赤外線)は目に見えないものの、熱として室内環境に大きな影響を及ぼします。
太陽光に含まれる近赤外線がガラスを通過して室内に入り込むことで、室温が上昇し、空調の稼働が増え、結果として電力コストの増加につながります。
施設の省エネ対策と快適性を両立するためには、“窓からの熱の出入りをいかに抑えるか” が最も重要なポイントです。
既存窓を活かして省エネ性を高める遮熱コーティング
窓用遮熱塗料マクニカットとは
「窓用遮熱塗料マクニカット」は、既存の窓ガラスに塗布することで、熱の主因である近赤外線(熱線)を効率的にカットし、室内の暑さや空調負荷を抑える遮熱コーティングです。
太陽光に含まれる可視光は透過させるため、室内の明るさを損なわずに省エネ化を実現できます。また、UV(紫外線)も約99%カットします。
屋内側からの施工により長期間の性能維持が期待できるほか、ホルムアルデヒド放散量が最も少ない評価基準「F☆☆☆☆」に適合しており、耐久性・安全性にも配慮されています。
省エネ・快適性の向上を「窓」から実現
窓用遮熱塗料マクニカットの導入メリット
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◆ 空調負荷の軽減による省エネ・コスト最適化
近赤外線(熱線)を効果的にカットすることで、夏場の室温上昇が抑えられ、空調の稼働量を減らすことができます。
冷房効率の向上により、電力使用量の削減やエネルギーコストの最適化が期待でき、脱炭素施策やESG経営の取り組みにも貢献します。 -
◆ 明るさを保った快適な室内環境の維持
可視光を透過させる設計のため、室内が暗くなることなく、自然な明るさと視界を保つことができます。
執務スペース・店舗・待合スペースなど、明るさを重視する空間においても、遮熱対策として快適性を損なわずに導入できます。 -
◆ 紫外線カットによる資産価値・美観の維持
紫外線(UV)を約99%カットすることで、日射による商品・内装・什器などの褪色・劣化を抑制します。
商業施設やオフィスの美観維持や資産価値の保全にもつながります。 -
◆ 清掃・衛生管理負荷の軽減(UVカット+抗菌対策)
紫外線をカットすることで、室内照明から発生する光が屋外へ漏れにくくなり、夜間に虫が窓ガラスへ引き寄せられる現象の抑制が期待できます。
昆虫の多くは光の波長が300〜400nmの紫外線に反応する「走光性」を持つとされており、窓まわりへの虫の付着が減ることで、清掃作業の負担軽減や衛生管理のしやすさにつながります。
また、専用クリーナーの抗菌性能により、ガラス表面の菌の増殖を抑え、日常清掃においても清潔な状態を保ちやすくします。 -
◆ 長期耐久性と導入・運用のしやすさ
屋内側からコーティング施工するため、長期間(10年以上)の性能維持が期待できます。
ガラス交換を伴わず、工期やコストを抑えた導入が可能です。施設の利用状況に配慮した形での施工にも対応しやすく、段階的な導入や部分施工を検討したい場合にも適しています。
可視光線はそのまま、熱の原因となる近赤外線を大幅カット
窓用遮熱塗料マクニカットの仕組み
窓用遮熱塗料マクニカットのコーティング膜は、太陽光に含まれる可視光線を透過させながら、熱の主因となる近赤外線と、室内環境への影響が懸念される紫外線をカットする設計となっています。 これにより、視界や明るさを保ちながら、室内への熱の侵入を効果的に抑制します。
窓用マクニカットを窓ガラスに塗布することで、透明性と遮熱性に加え、紫外線対策も両立した快適で省エネな空間づくりが可能になります。
▼一般的な板ガラスの透過率
▼窓用遮熱塗料マクニカットの透過率
さまざまな施設の暑さ・省エネ課題に対応
利用シーン
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〇 オフィス・テナントビル
執務室や会議室、共用部など、窓からの日射影響を受けやすい空間に適しています。
空調負荷を抑えながら、明るさを保った快適な執務環境づくりに役立ちます。 -
〇 商業施設(物販・飲食店)
日射による室温上昇や、商品・内装の褪色対策が求められる空間に有効です。
来店時の暑さを抑えつつ、店舗の雰囲気を損なわない遮熱対策として活用できます。 -
〇 ホテル・宿泊施設
客室やロビー、共用廊下など、快適性と空間の印象が重視される施設にも適しています。
外光を取り入れた明るい室内環境を維持しながら、夏場の暑さ対策や空調負荷の軽減を行いたい場合に活用できます。 -
〇 医療機関・教育施設・公共施設
多くの人が利用するため、快適性と衛生面の配慮が求められる施設にも適しています。
明るく開放的な空間を維持しながら、夏場の暑さ対策を行いたいケースに向いています。 -
〇 工場・倉庫
大きな開口部や窓からの熱の影響を受けやすい現場で、作業環境の改善や空調負荷の軽減を目的とした対策として活用できます。
既存の窓を活用して導入できるため、工期やコストを抑えて導入しやすい点が特長です。
施工の流れ
施工の流れとしては、ガラス表面の清掃・養生を行ったうえで、遮熱コーティングを施し、乾燥・仕上げ確認を行います。
ガラス交換を伴わないため、工期やコストを抑えやすく、段階的な導入や部分施工にも対応しやすいことから、まずは日射の影響を受けやすい窓から対策を進めたい場合にも適しています。
よくある質問
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質問 |
回答 |
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どんな窓ガラスでも施工できますか? |
一般的なフロートガラスや強化ガラス、網入りガラスなどに施工可能です。ただし、ガラスの種類や表面状態によっては施工できない場合もあるため、事前の確認が必要です。 |
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室内が暗くなったり、視界が変わったりしませんか? |
可視光線は透過させ、熱の原因となる近赤外線を主にカットするため、室内が暗くなることはありません。窓用マクニカット(クリアタイプ)では可視光線透過率が約81%あり、自然な明るさと見え方を保ちます。 |
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冬場に影響はありますか? |
窓用マクニカットは主に夏場の日射熱対策を目的とした遮熱コーティングです。冬場の保温効果を目的とした製品ではありませんが、日常的な利用に支障が出るものではありません。 |
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遮熱フィルムとの違いは何ですか? |
窓用マクニカットは塗布するタイプの遮熱コーティングで、フィルムのような貼り替え作業が不要です。屋内施工で長期間の使用が期待でき、ガラス交換を伴わず導入できる点が特長です。 |
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効果はどのくらい持続しますか? |
屋内施工の場合、使用環境にもよりますが10年以上の性能維持が期待できます。実際の耐久年数は、使用状況などによって異なります。 |
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メンテナンスや清掃方法は? |
通常のガラス清掃で問題ありませんが、金属製の清掃器具や研磨剤の使用は避けてください。専用クリーナーを使用することで、抗菌性能による衛生的な管理もしやすくなります。 |
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施設を稼働させたまま施工できますか? |
既存の窓を活用した施工が可能ですが、施工中は塗料のにおいが発生します。 施設の利用状況に応じて、施工時間帯やエリアを調整しながら対応するケースもありますので、事前にご相談ください。 |
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外側(屋外)からの施工はできますか? |
窓用マクニカットは主に屋内側からの施工を想定した製品です。外窓への施工可否については、窓の仕様や設置環境により異なるため、個別にご相談ください。 |
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省エネ効果はどのくらい期待できますか? |
空調効率の向上により、施設条件や運用状況によっては年間約10〜20%程度の電力削減が期待できます。効果の感じ方には差があるため、目安としてご確認ください。 |
お問い合わせ
「窓用遮熱塗料マクニカット」は、空調による電力消費や室内環境の快適性に関する課題に対して、既存設備を活かした形で導入できる遮熱ソリューションです。
導入にあたっては、施設の利用状況や運用条件に配慮した施工計画をご提案します。
お見積りや施工条件の確認など、まずはお気軽にご相談ください。