調光システムについて

調光システムでできること

  • PCまたはタブレットから照明全体の操作
  • 任意のエリアごとのON/OFFが可能
  • 明るさの調整 (必要な照度での点灯)
  • 人感センサーと連動させて自動でON/OFF (倉庫など)
  • 照度センサーと連動させて外光が入るときは照明の明るさを減らし省エネする

このようなお客様におすすめです

【1】利用シーンに合わせて明るさを調整したい(例:体育館)

【2】利用規模によって照明範囲を変えたい(例:体育館)

【3】昼間は外光が入るので照明を絞って節電したい(例:オフィス)
照度センサーを使用し、設定した照度に自動調整する

【4】人が不在の場合は照度を半分以下に落としたい(例:倉庫など)
人感センサーを使用し、不在状態が続いたら自動的に照度を落とす

【5】照明の制御をするのに現地まで行くのをやめたい(例:サッカーコート)

スポーツ施設ではJIS Z 9127(2011)により、競技の種目、レベル(区分)によって規定の照度が変わってくるため、調光システムにより照度をコントロールすることで省エネを実施します。

 

公式試合

一般試合

練習試合

照度

500lx以上

300lx

100lx

調光システムの種類

DALI
Digital Addressable Lighting Interfaceの略です。簡単な追加機器により、1DALIシステムで64灯の制御が可能です。

DMX512
おもに舞台照明や演出機器の制御に使われています。1システムで512チャンネルの制御が可能です。

LED照明の調光の仕組み

LEDの点灯方法には、「スタティック点灯」と「ダイナミック点灯」があります。

スタティック点灯(DC点灯)
常時点灯方式であり、常にLEDに電流を流し続けます。

ダイナミック点灯(パルス点灯、デューティー点灯)
一定周期で高速に点滅させる方式です。
常時点灯より点灯時間が短くなるため、消費電力を抑え、LEDの寿命を長くすることができます。
点灯している時間を短くすることで明るさを調整することができます。

調光システムは、このダイナミック点灯を活用した機能です。
LEDを点灯させる定電流電源のPWM (Pulse Width Modulation) 機能を使って、LEDが点灯している時間をコントロールします。
点灯している時間の幅(Width) を狭くすれば暗くなり、幅を広くすれば明るくなります。
点灯消灯の時間が非常に短いため、人間の目にはちらつきは感じられません。