2016年6月1日(水)~6月3日(金)に開催されたAWS Summit Tokyo 2016の「IoT パビリオン」ブースにて、共同展示を行ったアクロクエストテクノロジー様も展示されていましたので簡単にご紹介します。デモの内容は、Texas Instruments社(以下TI社)SensorTagを使用し橋の老朽化を監視するというものです。

SensorTagを使って、橋の老朽化を監視!

実際の橋を用意することが難しいので、鉄道のおもちゃを使用して橋の老朽化を監視する展示がされていました。

従来、橋梁の老朽化を調査するには、人手を使って定期的に調査を行っていましたが、IoTを導入することで、定期検診を行わなくても、常に橋の状態を監視できるようになります。

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SensorTagの設置個所は、こちらの黄色い橋ゲタの下側の黒いケース。SensorTagが持つ10種類のセンサのうち、加速度センサで振動を計測することで橋梁の老朽化監視をおこないます。

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リアルタイムに情報収集、ストリーミング配信も可能に

このモニタの画面もアクロクエストテクノロジー様で作っており、リアルタイムに情報集めてモニタリングを行い、Webカメラを使ってストリーミング配信も行っていました。

アクロクエストテクノロジー様は可視化の分野が得意とし、Torrentio(トレンティオ)というIoT向けのアプリケーションプラットフォームをご提供しています。

IoTアプリケーションプラットフォームの Torrentio は

  • サービスのスタートアップや、サービスの拡張・変更に素早く対応
  • リアルタイムでのデータ活用・分析
  • RESTや MQTT、 Amazon Kinesis等、 IoTに最適なインタフェースとの多彩な接続性

が実現可能です。

また、Torrentio の IoTダッシュボード機能により、簡単に時系列データのリアルタイムな可視化が可能です。今回マクニカが展示した水位センサのモニタリング画面も、この Torrentio のIoTダッシュボード機能を使用させて頂きました。

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SensorTagは初めてセンサをお使いになる方にお勧めです

SensorTagは加速度計以外にも光、デジタル・マイク、磁気センサ、湿度、圧力、ジャイロスコープ、磁力計、物体の温度、周囲温度といった計10種類の検出が可能であり、様々なデータを計測することが出来ます。

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SimpleLink SensorTag IoT評価キット CC2650STK

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