SoC Linux 道場 【其ノ六】 カスタムドライバの作成とコンパイル(その2)

 

 

最近の組み込み製品では、機能の高度化により Linux® を搭載する例が増えています。

 

この『SoC Linux 道場』では、インテル® FPGA Cyclone® V SoCを搭載したマクニカの Helio ボードをターゲットとして、まず、ビルド済みの SD カード・バイナリ・イメージを SD カードに書き込んで Linux の起動を確認します。

その後、コンパイル環境 (Linux マシン + クロスコンパイラ) を準備し、Linux カーネル・ソース・コードの入手とコンパイル、カスタム・ドライバの作成、SoC FPGA へのユーザー回路の追加、PWM 制御の動作確認といった、Linux に関する基礎的な開発手法を全8回にわたって解説します。

 

『SoC Linux 道場 【其ノ六】 カスタムドライバの作成とコンパイル(その2)』

『サンプルコード』

資料概要

 

マクニカ Helio ボードには、LED(LED_PIO)やディップ・スイッチ(DIP_PIO)、プッシュ・ボタン(BTN_PIO)などを含む基本的なリファレンス・デザインが用意されています。

今回は、このリファレンス・デザイン内の LED を制御するカスタム・ドライバを作成してコンパイルします。Helio ボードに NFS 経由で転送してから実行し、作成したドライバによる LED アクセス状態を確認してみます。

 

<内容>

1. はじめに

2. カスタム・ドライバの作成とコンパイル

 2-1. GPIO (LED) ドライバの作成

 2-2. Helio のリファレンス・デザインの入手と確認

 2-3. カスタム・ドライバのコンパイルとロード

 2-4. Quartus II Programmer による .sof ファイルのプログラミング

 2-5. デバイス・ファイルの作成とドライバ・アクセス

 2-6. LED の CGI 制御

 

関連資料

 

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SoC Linux 道場 【其ノ六】 カスタムドライバの作成とコンパイル(その2)

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