SoC Linux 道場 【其ノ弐】 Linux マシンの準備

 

 

最近の組み込み製品では、機能の高度化により Linux® を搭載する例が増えています。

 

この『SoC Linux 道場』では、インテル® FPGA Cyclone® V SoCを搭載したマクニカの Helio ボードをターゲットとして、まず、ビルド済みの SD カード・バイナリ・イメージを SD カードに書き込んで Linux の起動を確認します。

その後、コンパイル環境 (Linux マシン + クロスコンパイラ) を準備し、Linux カーネル・ソース・コードの入手とコンパイル、カスタム・ドライバの作成、SoC FPGA へのユーザー回路の追加、PWM 制御の動作確認といった、Linux に関する基礎的な開発手法を全8回にわたって解説します。

 

『SoC Linux 道場 【其ノ弐】 Linux マシンの準備』

資料概要

 

インテル® SoC FPGA でシステムを構築する最大のメリットは、ユーザ独自のカスタム・ハードウェアの追加が可能なことです。Linux を使用する場合は、それらカスタム・ハードウェアに対するドライバを作成し、コンパイルしてカーネルに組み込む必要があります。

インテル® SoC FPGA 向けに Linux をコンパイルするためには、クロス・コンパイル環境が必要になります。

今回は、クロス・コンパイル環境として使用する Linux マシンを仮想 OS 環境で準備します。

 

<内容>

1. はじめに

2. Linux マシンを準備する

 2-1. Linux マシンの必要性

 2-2. Linux マシンの構築方法

 2-3. VMware と Vine Linux のダウンロード

  2-3-1. VMware のダウンロード

  2-3-2. Vine Linux のダウンロード

 2-4. VMware の設定

 2-5. Vine Linux のインストール

3. 各種サーバの構築と設定

 3-1. Helio の接続と起動

 3-2. PC の IP アドレス設定

 3-3. DHCP サーバの構築

 3-4. Samba サーバの設定

 3-5. FTP サーバの設定

 3-6. NFS サーバの設定

 

関連資料

 

SoC Linux 道場 【其ノ壱】 ビルド済み SD カード・イメージを使用した Helio ボードでの Linux ブートの確認

SoC Linux 道場 【其ノ弐】 Linux マシンの準備

SoC Linux 道場 【其ノ参】 クロスコンパイラのインストールとコンパイル、GDB デバッグ

SoC Linux 道場 【其ノ四】 GNU アプリケーションのコンパイル

SoC Linux 道場 【其ノ五】 Linux カーネルの入手とコンパイル、カスタムドライバの作成とコンパイル(その1)

SoC Linux 道場 【其ノ六】 カスタムドライバの作成とコンパイル(その2)

SoC Linux 道場 【其ノ七】 ユーザ回路の追加と動作確認

SoC Linux 道場 【其ノ八】 ネットワークアプリでの遠隔 PWM 制御、モーター制御、起動スクリプトの作成方法

 

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