HSMC 2個 と 映像出力 DVI のこだわり

アルテラ社 SoC は何に活用できる?お客様は、どう使っていただけたら、メリットがあるか?

Helio をお使い頂いているお客様から、『SoC / FPGA で画像処理させたデータをモニターに直接出力したい』、また、『FPGAのロジックや Dual Core の ARMを利用してモーター制御をも同時にくみたい』など、さまざまなご要望を頂きました。そこで今回、映像出力に関してはオンボードで搭載し、拡張性を備えるため、HSMC  (High Speed Mezzanine Card)コネクタ2つ搭載することで、お客様の『やりたいコト』を実現できるベースボードを開発しました。
今までのMpression Helio や Terasic 社 がリリースしている開発キットとはまた異なる位置づけの製品となります。

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Sodiaの特長

Helioの上位機種

アルテラ社のCyclone V ST SoC を搭載した評価ボードであり、同じくMpression ブランドの「Helio」の上位機種として開発されました。

Sodia の最大の特徴は、これ1台で様々な機能の評価 ・開発 が可能 という点です。Helioに比べFPGAの規模が大きくなり、メモリや拡張コネクタだけでなく、オーディオ・映像出力も追加され、より多くのお客様のニーズにお応えした仕様となっております。

Dev kit Sodia Helio Terasic Atlas-SoC
Device 5CSTFD6D5F31I7N 5CSXFC5C6U23C7N 5CSEMA4U23C6N
Logic Element 110K 85K 40K
HPS DRAM 1GB DDR3-800 (w/ECC) 1GB DDR3-800 1GB DDR3-800
FPGA DRAM 256MB DDR3-600 - -
Flash 512Mb QSPI Flash, EPCQ256, EEPROM EPCQ256, EEPROM EPCS128
USB USB2.0 Host x1 USB2.0 OTG x1 USB2.0 OTG x1
Ethernet 10/100/1000 Ethernet 10/100/100 Ethernet 10/100/100 Ethernet
UART UART to USB UART to USB UART to USB
Transceiver 5Gbps x6 - -
Video out DVI - -
Audio Mic IN / LINE IN / LINE OUT - -
FPGA Expansion HSMC x2 HSMC x1 Arduino, 2x20pin header x2
LED
PushSW
DIPSW
x6 LED
x6 PushSW
x6 DIPSW
x4 LED
x4 PushSW
x4 DIPSW
X8 LED
X2 PushSW
X4 DIPSW
JTAG External USB blaster On-board USB blaster II On-board USB blaster II
Other I/F RTC RTC, 16x2 Character LCD 2x7 Header

多様なI/F評価や画像処理など高機能評価したい人には、Sodia

SDIのカメラ入力がSodiaに入力され、SDカード内の動画が Cyclone V ST SoC で Decodeされ、両方の動画が画面合成されて、DVIに出力されます。合わせて、Cyclone V ST SoC 上でLinuxが走り、XwindowがLVDSパネルで走ります。動画イメージは、Xwindowでの制御(キーボード&マウスを使用)で、DVIに出力されます。

下記ではET2015で実施したデモンストレーションを元に構成例をご紹介しております。ぜひご活用ください。

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