マイコン開発経験1年以上でMSP430開発を検討している方が対象
マクニカ・富士エレクトロニクスではTexasInstruments社(以下、TI社)のマイコン、プロセッサ製品を使ったセミナーを複数、開催しています。その中から今回は「MSP430の基本がわかるハンズオンワークショップ」についてご紹介します。
このセミナーは、マイコンの開発経験が1年以上あり、かつ、TI社のマイコン MSP430開発を検討されている方におすすめです。TI社提供の統合開発環境Code Composer Studio(以下、CCS)を使ったコーディング、書き込み、デバッグを通して、低消費電力を特長とする MSP430 の機能と開発ツールに関する深い知識を身につけることが出来ます。
マイコンの基礎を知りたいという方は、「初心者のためのマイコンワークショップ <無料>」をご利用ください。

MSP430の実践的な使い方を短時間で学べるセミナー
マイコン開発経験があり、かつ、MSP430開発をされる方を対象としていますので、セミナーのほとんどは演習です。このためMSP430に特化した、より実践的な使い方を短時間で学ぶことができます。

実設計に役立つMSPWAREを使った演習
MSPWAREは、TI社が提供するMSPシリーズ対象のソフトウェアパッケージのことです。この中にはユーザーズ・ガイド、サンプル・コード、トレーニング、設計リソースなどが含まれており、CCSのコンポーネントとして、またはスタンドアロン・パッケージとして入手できます。
また、MSPWAREにはハイレベルで高効率なAPI(Application Programming Interface)が使用可能な「Driver Library」が含まれているので、セミナーでは実設計に役立つ、上位レベルのAPIから下位レベルの複雑なハードウェア・ペリフェラルを制御する演習を行います。

MSP430、最大の特長「低消費電力」を徹底解説
MSP430の特長は「低消費電力」です。この低消費電力を実現するための方法をソフト、ハードの両面から説明します。演習ではCCSの消費電力解析ツールであるEnergy Traceを使用して低消費電力化を体験して頂けます。
また、割り込みにおいても、低消費電力なアプリケーションを開発する方には欠かせない概念となります。
セミナーでは、MSPWAREを用いてMSP430の割り込みをどのように制御すればいいのか、実際に割り込みルーチンを組み込む方法を学んで頂けます。
受講者の方から頂いた声
受講者の方から頂いた声をご紹介します。
- 設計の見直しと効率化へのアプローチになりました
- 少人数制で質問しやすく、回答いただいた内容も大変理解しやすかった
- 無料でこれだけの内容のセミナをやっていただいてとても有意義だった
受講者の皆様、ご意見を頂きありがとうございました。
これからセミナー受講をご検討されている方は、セミナー募集人数が少ないこともあり満席になってしまう可能性がありますので、ご興味がございましたら早めのお申し込みをおすすめします。
おまけ ウッチー、講師として大活躍
ちょっと前まで初々しさを見せていたウッチーですが、講師として大活躍しています。
もちろんウッチーも新人の頃にMSP430を使ってマイコンの基礎を学びました。

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