IoT開発に最適!10種類の情報が検出できるSensorTag は、評価、デモンストレーション用として簡単に利用可能なIoT評価キットです。このため多くの方にご利用頂いておりますが、「SensorTagのバッテリーを長持ちさせるために、有効な方法はありませんか?」と、お問い合わせ頂くことがあります。
本記事では、SensorTagのバッテリーを長持ちさせる4つの方法をご紹介しますので用途にあった方法をお選びください。
- センサデータの取得間隔(Notification)を広げる
- 必要なデータだけ必要な時に取得する(Notificationを使用しない)
- 取得するデータを減らす
- CR2032の電池より大きな電池で給電する
では、それぞれご紹介していきます!
1. センサデータの取得間隔(Notification)を広げる
SensorTagのアプリで最大2.5sまで取得間隔を伸ばすことが可能です。
アプリの操作方法
- 間隔を広げたいセンサデータをタップ
- Configure Sensorを選択
- 取得時間を調整(調整後に画面をタップすると元のグラフに戻ります)

※バージョン5.0のアプリで実施
2. 必要なデータだけ必要な時に取得する(Notificationを使用しない)
標準アプリでも可能ですが、マニュアルで計算する必要があります。
LinuxなどにBLE Dongleを使用して、接続する方法をお勧めいたします。
3. 取得するデータを減らす
標準アプリで調整可能です。下記の方法で必要ないセンサを削除してください。
(特に9軸モーションセンサが消費電力が大きいため、効果が最も得られやすいかと思います。)
アプリの操作方法
- 必要ないセンサの項目を左にスライド
- Deleteをタップ
- 項目の表示が無くなった後、センサを取得しなくなります

4. CR2032の電池より大きな電池で給電する
電池が接続できる外部端子が用意されていますので、そちらに単三や単四を2本の電池ボックスを接続していただければ長時間動作させれることが可能です。

最後に
いかがでしたでしょうか。
少し変更するだけでバッテリーの持ちに変化が現れると思いますので、少しでも長持ちさせたい方は是非お試しください!
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本記事でご紹介したSensorTagの省電力化について詳細な情報をお求めの方は、是非こちらからお問い合わせください。
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