DEVPACKM-RS232-IIとは?
DEVPACKM-RS232-IIは、テキサス・インスツルメンツ製品(以下TI製品)の評価キット「SensorTag」向けに、マクニカが開発した拡張ボードです。本製品をSensorTagにセットすることでSensorTagからの情報をシリアル信号として出力(BLE to RS232C)することが可能になります。
SensorTag向けのBLE Central F/Wを提供
DEVPACKM-RS232-II にセットするSensorTag向けに、BLE Central 用F/Wの概要とサンプルをご用意しております。複数のSensorTagをペリフェラルとしてつなげてご使用頂けます。
BLE Central用 F/W提供をご希望の方は弊社までお問い合わせください。
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/support/contact/
またF/Wの変更にはCC-DEVPACK-DEBUGが必要です。
DEVPACKM-RS232-Ⅱ とは
DEVPACKM-RS232-IIはSensorTag向けにマクニカが開発した評価ボードです。TI製品のSensorTagシリーズを評価することを想定しております。本キットを使用することでSensorTagの拡張基板として”BLEtoRS232C変換”することが可能です。
※今後Wi-FiやSub-1GHzのSensorTagもTI社よりリリース予定で、本キットでサポート予定です。
特徴
- SensorTagに取り付け可能な評価キット(下記の図参照)
- UART信号をRS232Cのシリアル出力に変換することが可能
- コイン電池動作、PCやモバイルバッテリーを使ったUSB給電の選択も可能
※ご注意
USB給電で動作させる場合とSensorTagの電池で動作させる場合でジャンパ設定を切り替えが必要です。
DEVPACKM-RS232-IIを使った活用例
SensorTagを複数台使った環境データの取得
標準のSensorTagではペリフェラル(センサデータ送信側)として動作するのですが、F/Wを開発することによりセントラル(データを受信側)としても動作可能なため、下記の図のようにセントラル動作するSensorTagとペリフェラル動作のSensorTagを複数台接続し、各SensorTagのセンサデータを取得することができます。
この構成でセントラル動作のSensorTagにUARTを介したログ出力機能を実装し、DEVPACKM-RS232-Ⅱを使用すると取得したセンサデータをRS232Cに出力することが可能です。これにより、PCやモデムなどRS232Cのインターフェイスを保有する機器と通信可能になるため、センサデータの可視化を実現できます。
実際に活用例のデモをお試しいただけるクイックスタートガイドはこちら
※ペリフェラル側のSensorTag Firmware はVersion1.3にしてください。
F/WのアップデートはTI社純正のiOSアプリかAndroidアプリにてアップデート可能です。
アップデート方法はこちらの記事をご参照ください。
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