SensorTagを最新のF/Wにアップデートしよう -Flash Programmer 2編- - 半導体事業

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設計センサーワイヤレス Texas Instruments

本記事でご紹介する内容は、Texas Instruments社から提供されている書込みツールSmartRF Flash Programmer 2とデバッガボードCC-DEVPACK-DEBUGを使用したファームウェアのアップデート方法です。

SmartRF Flash Programmer 2を使用することで、hexファイルをそのまま書込むことができます。単にファームウェアのアップデートが目的という方には便利な方法です。

統合開発環境を利用してのソフトウェア開発を想定している方はこちらをご覧ください。
SensorTagを最新のF/Wにアップデートしよう -CCS編-

事前準備

SensorTagのファームウェアをアップデートするためには、開発環境をインストールするパソコン以外に、以下を準備していただく必要があります。

SensorTag (SimpleLink SensorTag IoT評価キット CC2650STK)
CC-DEVPACK-DEBUG (SimpleLink SensorTag デバッガ DevPack)
Micro USBケーブル
myTIアカウント ※ソフトウェア・ダウンロード時必要です。
TI社のmyTIアカウント登録ページはこちら

※ご注意
USB接続時であっても、予めボタン電池は挿入してご使用ください。未挿入でUSBを接続すると製品の故障、破壊につながります。

バージョン変更前にこちらのFAQをご参照ください。
SensorTag側のソフトウェア、ハードウェアバージョンごとにスマートフォンアプリ、MP001Cと接続した際の動作確認結果はありませんか？

開発環境のインストール

SensorTagのファームウェアをアップデートするためには、TI社が提供する書込みツール SmartRF Flash Programmer 2と、ソフトウェア開発キット SDK(BLE Stack)をインストールする必要があります。

書込みツール SmartRF Flash Programmer 2のインストール

FLASH-PROGRAMMER-2のダウンロード

SmartRF Flash Programmer（TI社WEBサイト）から、"FLASH-PROGRAMMER-2" をダウンロードします。

FLASH-PROGRAMMER-2のインストール

ダウンロードしたzipを解凍してしてインストールを行います。

ソフトウェア開発キット (BLE Stack)のインストール

BLE Stackのダウンロード

BLE Stack（TI社WEBサイト）から "BLE-STACK Vx.x.x (Support for CC2640/CC2650)" のファイルをダウンロードします。
※ダウンロード時myTIアカウント情報入力ページが表示されますので、登録した情報を入力します。

BLE Stackのインストール

ダウンロードしたble_sdk_[バージョン版数]_setup.exeを起動してインストールします。
※インストール・パスについては "Installing the SDK" の章に記載されています。
インストール・パス記載例：C:\ti\simplelink\ble_sdk_x_xx_xx_xx

F/Wの書込み

1. Flash Programmer 2の起動とCC2650デバイス認識確認

ボードとPCがUSBケーブルで接続されていることを確認した後、Flash Programmer 2を起動しConnecteddevicesにCC2650の表示があることを確認します。
※USB給電を行う際は必ずSensorTagにボタン電池を入れて下さい。

表示されない場合は、ボードとPCがUSBケーブルで接続されていることを確認した後、 "Refresh" を押して接続を確認します。