Texas Instruments社(以下、TI社)では、Arm® Cortex® -Aコアを内蔵したプロセッサ「Sitaraシリーズ」を提供しています。Sitaraシリーズは、産業用からコンシューマ製品まで幅広い製品に使用可能な製品で、Linux、RTOSに対応しています。
マクニカ・富士エレクトロニクスでは、Sitara製品の中から、コストメリットの高いARM Cortex-8 コア内蔵したAM335xシリーズを使ったセミナーを開催しています。対応OSに合わせた2つのセミナーを開催していますが、今回は、Texas Instruments Arm® Cortex® -A プロセッサ 入門ワークショップ RTOS版 セミナーの様子をご紹介します。
なにが学べるの?
午前中は、Sitara製品のロードマップと開発環境の概要説明を中心にお話しします。
製品紹介では、TI社の組み込みプロセッサ製品全体のラインナップ、Sitara製品のロードマップと開発環境、さらに、EtherCAT , EtherNet / IP , Profibus , Profinetなど工業通信向けソリューションに対応する製品の紹介も行っています。
製品紹介についての説明はもちろん、TI社が提供する統合開発環境(CCS:Code Composer Studio)の使用方法も紹介しますので、本セミナーで基本的なCCSの使い方も学ぶことができます。
ハンズオンで何が体験できるの?
午後のハンズオンではTI社から無償で提供されるTI-RTOSとサンプルコードを使って、開発に役立つ操作を体験して頂きます。
開発ツールを体験
- CCSを使って、プロジェクト作成からビルド、デバッグまでを体験
YS/BIOSの使用方法を体験
- TI-RTOS(SYS/BIOS)を使った割り込みコントローラの設定
- SYS/BIOSのスケジューラ機能
- リアルタイム解析ツールを使ったデバッグ手法
StarterWareの使用方法を体験
- TIの無償ライブラリ、サンプルコード郡、StarterWareの概要と使い方を説明
- API関数をコールしてLCD画面にビットマップイメージを表示させる方法を体験
Boot方法を体験
- SD Cardを使って完成したプログラムから、ブートしてアプリケーションが動作するまでを体験
セミナー参加者の感想は?
セミナーにご参加頂いた方からは、このような感想、要望を頂きました。
- 開発環境、デバック方法が分かってよかった
- 今後のLinux/Armコアの採用に向けて大変参考になりました
- SYS/BIOSの話が聞けて良かった
- 今後、CCSのもう少し詳しい使い方のセミナーを開催してほしい
- 中級者、上級者向けのセミナーも是非、開催して欲しい
感想、ご意見を頂きありがとうござした。
さいごに
セミナーにご参加頂いた方から頂いた多くの感想、ご意見を頂きありがとうございました。皆様から頂いたご意見を元に、今後も新たなセミナーを企画しますのでご期待ください。
また、Arm® Cortex® -A プロセッサ 入門ワークショップ以外にも数多くのセミナーを開催していますので、是非、ご参加ください。
おすすめセミナー/ワークショップはこちら
Texas Instruments Arm® Cortex® -A プロセッサ 入門ワークショップ! (RTOS版) <無料>
Texas Instruments Arm® Cortex® -A プロセッサ 入門ワークショップ! (Linux版) <無料>
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