HyperLynx SI は伝送線路シミュレーターです。
基板設計前にトポロジーを入力し、信号品質を解析したり、PCB 設計データを取り込むことで、配線結果を元に信号品質の解析をおこなうことができます。基板製造前に伝送線路シミュレーションを実施することで、基板のリワークを軽減できます。
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紹介動画
<環境構築>
HyperLynx のダウンロードやインストールは、こちらを参考にしてください。
▶ Siemens EDA ツールのダウンロード方法
▶ HyperLynx のインストール方法
<評価ライセンスの申請>
ライセンスをお持ちでない方で、実際に HyperLynx SI を使ってみたい方は、弊社まで評価ライセンスの発行をリクエストしてください。
▶ お問い合わせ(評価ライセンスのリクエスト)など
「評価ライセンスを希望」とお書きください。担当者から、連絡させていただきます。
<サンプル・データ>
このファイルは、動画で説明しているサンプルと同一です。PC にダウンロードして HyperLynx で開くと、動画と同じことができます。
機能概要
HyperLynx SI では、大きく分けて2種類の伝送線路シミュレーションが可能です。
- 伝送線路プリシミュレーション(LineSim):基板回路図設計段階でシミュレーションが可能
- 伝送線路ポストシミュレーション(BaordSim):ボードレイアウト後のシミュレーションが可能
LineSim BoardSim
HyperLynx SI では、オシロスコープやスペクトラムアナライザーの様な使用方法ができるように多様な機能をサポートしています。
また、IBIS-AMI シミュレーションの実施方法は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶ はじめての IBIS-AMI シミュレーション
デジタルオシロスコープ

デジタルオシロスコープは、伝送路の挙動を視覚的に確認する機能です。
プリシミュレーションの場合は、トポロジーを入力、ポストシミュレーションの場合は、ボードレイアウト情報を取り込みます。挙動を確認したい箇所にプローブ設定をおこない、パネル上で確認ができます。
クロストーク

配線に電気信号が流れると磁場が発生します。この磁場が隣接した配線同市の信号に影響を与えます。HyperLynx SI では、同層ないの配線間だけではなく、層間によるクロストークの解析も可能です。
EMC (ElectroMagnetic Compatibility) 解析

基板が発生する放射電解を考慮した設計が必要になってきています。HyperLynx SI では、スペクトラムアナライザーを使用し、アンテナプローブによる EMC 解析や電流プローブによる EMC 解析が可能です。
HyperLynx SI の EMC 解析機能を使用し、各国の EMC 規定(VCCI / FCC / CISPR 等)を満足しているを確認することができます。
マルチビット解析

各ネットに独立した入力パルスを設定できます。ネットごとに入力パルスの設定を行うことで状況を考慮した解析が可能になります。
アイ・ダイアグラム表示

同一信号に対して多数の信号波形を切り出して重ね合わせた表示ができます。波形を重ねて表示することでノイズやジッタの影響による波形ばらつきを視覚的に確認できます。
複数ボード間の配線解析

DIMM など 2枚一組の基板など、複数ボード間の伝送路に対してのシミュレーションが可能です。
関連資料
セミナー/ワークショップ
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