ボタン一つで自動化されたフローが実行できる「Delegated Flow」

はじめに

Okta Workflowsは、スクリプトやコードを使わずに、様々な業務の自動化を実現する機能です。(参考記事:Okta Workflowsとはいったいどういうものなのか...解説します!

今回は、Okta Workflowsの機能の中でも、ボタン一つで管理画面から直接フローを実行できる、「Delegated Flow」をご紹介します!

Delegated Flowとは

Delegated Flowとは、管理画面から直接Okta Workflowsを実行する機能です。

Delegated Flowは、下記のような使い方ができます。

  • Oktaの管理画面からユーザ情報を入力するだけで、使用期限付きのゲストアカウントを発行できる
  • Delegated Flowのみ実行できる管理者を作成し、Workflows ConsoleにアクセスせずにDelegated Flowsページからフローを実行できる
    (詳細はこちら

Delegated Flowの実行イメージ

使い方の1つ、「Oktaの管理画面からユーザ情報を入力するだけで、使用期限付きのゲストアカウントを払い出す」について、実行イメージをご説明します。

1. Okta管理画面のWorkflow > Delegated flows画面に移動
2. 実行するフローの欄の右端にある”Run”をクリック
3. ユーザのメールアドレスなど、アカウントの発行に必要な項目を入力し、Runをクリック

Okta管理画面から手動でユーザ作成や無効化をすることもできますが、運用工数がかかり、ミスも発生しやすくなるため、上記のようにDelegated Flowを利用することで運用工数やミスの削減につなげることができます。

まとめ

今回ご紹介したDelegated flows機能を使用することで、Okta Workflowsの利用できる幅が大きく広がります。

今回のブログに興味をお持ちになった方は、ぜひマクニカまでお問い合わせください。

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