カテゴリー： タイミング制約/解析
ツール： Quartus® Prime
デバイス： すべて

旧プロセスのシンプルなデバイスとは違い、現在主流の微細プロセスの複雑なデバイスでは シリコン条件での単純な tMET や C1/C2 は提供されておらず、MTBF は様々な条件が考慮され、Quartus® Prime で計算されます。
そのため、MTBF 向上のための推奨回路や設定などが案内されています。
SDC を正確に設定し、Synchronization Register Chain を追加するなどで、MTBF が貴社の指標を満たすかを確認してください。

■参考資料

・Intel Quartus Prime Pro Editionのユーザーガイド: デザイン上の推奨事項 /p.166　3. インテル Quartus Prime ソフトウェアによる準安定性の管理

・[RTL 設計ビギナー必見] 非同期信号を入力した際のシステムへ与える影響

・FAQ：TimeQuest の MTBF レポートの見方を教えてください。

・非同期クロック と 検証手法−2：メタステーブルとは

・タイミング&インプリメンテーション　デザイン・デバッグ ガイドライン

・RTL 非同期データ転送検証ツール／Questa CDC