半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円)アルティマ カンパニーは、このたび、神奈川県横浜市港北区(以下、港北区)と新型コロナウイルス感染症対策をより効果的に実施するための「AI体表温度検知機器」活用モデル事業を実施することをお知らせします。

 WHOの発表によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2月4日現在全世界で1億400万人が罹患し今なお世界中で猛威を振るっています。
 日本国内においても、一部の都府県に対する緊急事態宣言が継続されており、地域ごとに異なる感染状況の中で新しい生活様式等急速な社会構造の変化が求められています。
 港北区においても適切に新型コロナウイルス感染症対策を行いながら行政機能としては維持し、安心安全に市民サービスを継続/推進することが重要な課題となっています。

 この度、港北区とマクニカが実施する新型コロナウイルス感染症対策のAI活用モデル事業は、IEI社製 AI体表温検知ソリューションを活用します。このソリューションはAIと赤外線サーモグラフィーを活用することで、帽子、マスク着用のままであっても即座に体表温度(誤差±0.3度)を検知することができます。人間の顔を認識した上で測定することで誤検知の可能性を小さくすると同時に1秒以下での検知を可能にしています。
 港北区ではまずは乳幼児健康診査に導入を開始しています。実際に乳幼児でも問題なく体表温の測定が行えており、測定者と被測定者のソーシャルディスタンスの確保、体表温度測定、消毒にご協力いただくための待機列解消等スムーズな行政サービス提供に大きく貢献しています。
 今後乳乳幼児健康診査の他にも、港北区事業等への活用を検討しています。

    (実際の乳幼児健康検査での活用画像)

  この度の新型コロナウィルス感染症に罹患された方及びご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、医療機関や行政機関の方々など、感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。マクニカは、社会的課題をテクノロジーで解決するソリューションをご提供することで、継続的に社会貢献できるように尽力いたします。
 マクニカは地域に根差した企業として、今回の港北区役所様とのモデル事業を始めとした地域貢献活動も積極的に行ってまいります。

◆マクニカCSRの取り組みについて
 https://www.macnica.co.jp/company/csr_act/

◆体表温度検知ソリューションについて
 https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/iei_integration/products/135101/

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。
当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。マクニカでは、社内カンパニー制を導入しており、アルティマ カンパニーはそのうちの1カンパニーです。アルティマは、FPGAを中心に、世界最先端の半導体、ソフトウェア、システム等の販売、技術支援およびグローバルな物流ネットワークによってお客様のビジネスをトータルサポートいたします。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ アルティマ カンパニー
プロダクトマーケティング部
e-mail:alt-pm@macnica.co.jp

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社マクニカ  https://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853

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