
クロック・ドメインやシンクロナイザーの構造を解析ツールで、異なるクロック・ドメイン間における信号の接続など回路構造からメタステーブルの可能性がある箇所を抽出することができます。
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Questa CDC のご紹介
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やってみよう!Questa CDC チュートリアル
FPGA プロジェクトをインポートして CDC 解析
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Questa CDC のダウンロードやインストールは、こちら を参考にしてください。
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ライセンスをお持ちでない方で、実際に HyperLynx DRC を使ってみたい方は、弊社まで評価ライセンスの発行をリクエストしてください。
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機能の紹介
マルチ・クロック・ドメイン設計の場合、シミュレーションでは異なるクロック・ドメイン間のデータ転送を正確に予測できません。そこで、あらかじめ問題を引き起こしやすい回路構造を解析する事で設計の初期段階から対策できます。
マルチ・クロック・ドメイン設計で問題となるのは、メタスタビリティーです。送信クロックと受信クロックのタイミングが合わずにセットアップ/ホールドのタイミング違反を起こし、メタスタビリティーが発生します。メタスタビリティーが発生すると、受信信号が不安定な状態を経てから収束します。

Questa CDC の各機能は、こちらです。

CDC 構造解析
デザイン中のクロックを自動判別して、非同期データ転送間の CDC 解析を行い、レポートを生成します。そして、対策回路が入れられていない CDC を警告します。
対策が必要な RTL 部分を特定でき、視覚的にも確認できます。

メタスタビリティー検証
Siemens EDA の特許であるメタスタビリティー・インダクター(自動メタスタビリティー発生器)により、回路構成から発生する可能性のあるメタスタビリティーをランダムに発生させ、実機動作に近い検証をおこなうことができます。

プロトコル・チェック用アサーション検証
FPGA 内部の検証ポイントが意図した動作をしているかをチェックするためにおこないます。
ModelSim DE に備わっているアサーション検証はアサーション言語を用いておこないますが、Questa CDC ではチェックが自動挿入されます。
関連情報
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セミナー/ワークショップ
▶ [オンラインセミナー] 見落としがちな非同期クロックドメインの見分け方~FPGA 編~ <無料>
FPGA の動作周波数の向上、クロックドメイン数とレジスター数の増大によって回路内に非同期クロック間のデータ転送(Clock Domain Crossing: CDC)によるメタステーブルが発生し、誤動作となる問題が増加しています。このセミナーでは、メタステーブルの問題と Questa CDC を使用した検証方法を説明します。
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