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音響機器や産業機器で使用される高精度アナログ回路に最適な、プラス・マイナス電源のリファレンス・ボードを開発しました。

音響機器、PLCやセンサーを搭載したシステムにおいて、高精度なアナログ処理を行う際は、ダイナミックレンジを確保するためプラス・マイナス電源を必要とするオペアンプが必要になります。その場合、±5V、±12V、±15Vなどが必要になるため電源回路が大規模で複雑になる可能性があります。

このリファレンス・ボードは、アナログデバイセズの電源コントローラIC(型式:LT8471)1チップを用いてプラス・マイナスの2電源を設計しています。これにより、アナログ用の電源が非常にコンパクトになります。また、このリファレンス回路は、降圧/昇圧/昇降圧に対応しているため、幅広い入力電圧に対応して、オペアンプ用のプラス・マイナス電源を実現することが可能です。

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回路図、レイアウト、BOMリスト

特長

  • LT8471の特長
    ・デュアル2Aとシングル0.5A/50Vパワー・スイッチ内蔵
    ・単一の入力電圧から正負両方の出力を生成可能
    ・降圧、昇圧、SEPIC、ZETA、フライバック、反転などマルチトポロジーで2チャンネル構成が可能
    ・スイッチング周波数は、100kHz~2MHzに設定可能
    ・逆位相スイッチングにより入力リップルを低減

製品仕様

出力電圧±12Vの場合

入力電圧 6~36V
出力電圧 ±12V
出力電流 1.1A(36V入力時)

 

出力電圧±15Vの場合

入力電圧 4.5~26.4V
出力電圧 ±15V
出力電流 800mA(26.4V入力時)

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