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超低消費電力で小型のCEM102を使用して、 腕時計サイズの長期使用可能なセンサーアプリケーションを開発しよう!

製品概要

CEM102は、連続グルコース・モニタリング (CGM) や、微小電流の検出が必要なアンペロメトリック測定を使用するようなアプリケーション向けに特別に開発されたアナログ・フロント・エンド (AFE) 製品です。

CEM102は、オンセミ社のRSL15(Arm® Cortex®-M33プロセッサーベースのBluetooth® Low Energy 5.2ワイヤレスSoC)と組み合わせて使用できるように設計されていて、RSL15とともに非常に低い消費電力で動作するため、バッテリー寿命が延長できます。
また、電源電圧範囲は、1.33.6 Vと広範囲のため、1.5Vの酸化銀電池でも3Vのコイン電池1個でも動作可能です。

CEM102には評価ボードもあり、CEM102に加えて、RSL15も内蔵しています。
また、CEM102 をセットアップして測定を実行するためのサンプルコードが含まれています。これにより、システムやファームウェア開発が容易にできます。

主な特長・機能

・柔軟な構成:1、2、3、4電極で動作可能
 <構成>
  作用電極 (Working Electrode):2個
  基準電極 (Reference Electrode):1個
  対向電極 (Counter Electrode):1個

・基準電極 (Reference Electrode)と2つの作用電極(Working Electrode)のバイアス電圧は、3つの12ビットDACで独立に設定可能

・極めて低いシステム消費電流
  シャットダウン時:0.05uA
  2電極構成時:2uA
  18ビットADCが連続変換しているアクティブ測定モード:3.5uA

・WLCSP Package
  小フットプリント:1.884mm x 1.848mmのパッケージ

低消費電力

下の図が他社の同等デバイスとの比較表です。
他社の同等デバイスと比較した場合も、消費電流が小さいことがわかります

評価ボード充実

RSL15(超低消費電力のArm® Cortex®-M33プロセッサーベースのBluetooth® Low Energy 5.2ワイヤレスSoC)と組み合わせた評価ボードが提供できます。
RSL15と組み合わせることで、システム全体でも低消費電力を実現可能です。
また、必要なファームウェア・モジュールは RSL15にインストール済みであり、サンプルコードも提供されているため、設計が容易です。
RSL15 LINK:https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/onsemi/products/142478/

アプリケーション適用例

・ウェアラブル
・IoTセンサーデバイス
・連続グルコース・モニタリング (CGM)

お問い合わせ

本記事にて紹介した製品に、ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

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