著者・浅井様よりご挨拶

初めまして、ネクスト・ディメンションの浅井と申します。この度アルティマさんのホームページにソフトコアCPUに関する連載記事を書かせていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。

2000年末にFPGAベンダーが自社のFPGAアーキテクチャを活かしたソフトコアCPUをリリースした直後から、「ユーザオリエントなSoC(System On Chip)が、ミニマムオーダ1個から実現できる」をキーワードに、技術系雑誌への執筆や講演でその可能性や将来性についてご紹介して参りましたが、現在に至ってもその考えは揺るぐどころか益々強くなるばかりです。

 

Nios® / Nios II 開発キットを購入したが現在は使っていないという方から全くご存じでない方まで、幅広い皆様にこの記事をお読みいただき、ソフトコアCPU導入のきっかけにしていただければ幸いでございます。

連載内容ご紹介

現時点で入手可能なNios II 開発キット Cyclone® II エディションをターゲットボードとし、ベンダーが提供しているデータシートやアプリケーションノートで入手可能な情報は極力抑え、ソフトコアCPUならではの事例を中心にハードウェア/ソフトウェア両面で設計の勘所をご紹介していく予定です。

 

第1回:ソフトコアCPUの基礎
みんなが抱えている市販マイコンの課題。解決するソリューションとは・・・

第2回:デザイン・フローについての解説
ソフトコアCPU搭載FPGAの設計と Nios II

第3回:ソフトコアCPUの実装事例
ソフトコアCPUの実装事例とそのポイント

第4回:ソフトウェアの開発 1
今から始めるソフトウェア開発ための基礎と用語

第5回:ソフトウェアの開発 2
アルテラ社ツールを使用した一般的なソフト開発方法

第6回:ソフトウェアの開発 3
OSの実装事例

最終回:まとめ
総括とソフトコアCPUの将来像

 

 

著者プロフィール

-日立エンジニアリング(株)<現(株)日立情報制御ソリューションズ>にて

  専用/汎用プロセッサの開発を担当

-ASIC/FPGAの特徴を活かした組込みシステム開発に従事

-特にCPU搭載FPGAは初リリース直後から先行して使い込み、関連執筆や講演を数多く行う

-東京計器工業(株)へ

-2008年1月より株式会社ネクスト・ディメンション取締役COOに就任

◆FPGA/PLD Design Conference実行委員会副委員長

特定非営利活動法人 FPGAコンソーシアム会員

 

 

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