第4回 インテル社 FPGA 用電源の選定方法

今回はインテル社の各 FPGA に対しての推奨電源の選定方法から、量産をおこなうまでの流れを 7 つのステップで簡単にご紹介いたします。

ステップ 1 : 電源仕様見積もりツール(EPE)をダウンロードする

電源仕様見積もりツール(EPE)

まず始めに、インテル社の Webサイトより EPE ( PowerPlay Early Power Estimator ) を 必要な FPGA シリーズ、世代別に ダウンロード します。

 

▼ EPE (インテル社 Webサイトへジャンプ)
https://www.altera.com/support/support-resources/operation-and-testing/power/pow-powerplay.tablet.html

ステップ 2 : EPE に FPGA 仕様を入力する

EPE においてお客様の方で FPGA 条件 ( Air Flow 条件、使用するロジック数、I/O、PLL、Clock 周波数等 ) を確定させます。

※ FPGA の条件が確定しない段階でも、電流値、入力電圧、出力電圧の値からデバイス選定をすることはもちろん可能です。

ステップ 3 : EPE に入力電圧を設定する

EPE において Enpirion のタブを選択いただき、入力電圧を設定します。
すると推奨される電源製品のデバイス型番が自動的に表示されます。
前回のコラムにおいてご紹介した EPXXXX、ENXXXX、EMXXXX、EDXXXX+ETXXXX、EDXXXX、EYXXXX の各シリーズが選定の対象になります。
主に電流値、入力電圧、出力電圧、出力精度によって製品が選択されます。

※ 12V から 5V へ一度降圧させてから構成する場合、前段の 12V 製品についての選定はできません。
 現状ではご自身で計算してご選択いただくことになります。

ステップ 4 : EPE の情報をベースに窓口担当へ相談する

EPE で選択されたデバイス、もしくは置き換えの場合は既存の電源仕様についてインテル社、弊社、弊社2次店等の窓口担当へご連絡いただき、評価ボード、デバイスサンプルについてご相談ください。

※ 必要に応じて技術アドバイス等のサポートをいたします。その際に最適なデバイスが変更となる可能性もございます。

ステップ 5 : パワーツリーの作成と回路レイアウトレビューを依頼する

お客様において選定いただいたデバイスから実機を想定した FPGA のシーケンスを含めたパワーツリーを作成します。
それを基に弊社においてアドバイスさせていただくことも可能です。また評価ボード、デバイスサンプルもご依頼に応じて提供いたします。
その後、回路、レイアウトレビューについてもインテル社、および弊社技術部門にてサポートしておりますので、データをご準備いただき貴社における弊社窓口担当者までご連絡ください。

ステップ 6 : 量産に向けての試作、評価をする

お客様においての試作、デバイス評価、ボード評価を行っていただき、インテル社、および弊社技術部門において実現に向けてサポートいたします。

ステップ 7 : 量産

量産スタート。

以上が大まかな電源選定から量産までの流れとなります。

 

次のコラム以降では、 EPE の具体的な使用方法、その他パワーツリー作成方法、シーケンスの組方等についてもご紹介しています。

 

インテル® Enpirion® の概要はコチラ>>