TDNOGとは
TDNOGとはTohoku hokkaiDo Network Operators Group(読み方:とどのぐ)を意味し、東北6県と北海道のネットワークエンジニアや学生が、知見と親交を深めるため、設立されたグループです。東北6県・北海道外からの参加も歓迎されており、インターネットにおける技術やオペレーションに関する議論が活発にされています。
かなりアットホームな雰囲気、TDNOG9.0 Meeting in 盛岡
第9回目となるTDNOG9.0は、2024年5月17日に岩手県盛岡市の岩手大学で開催されました。現地参加の人数は約70人となっており、初めての方や東北6県・北海道エリア外からの参加も多かったようです。
NOG醍醐味のプログラム発表!
TDNOG9.0では、以下のプログラム発表がおこなわれ、東北・北海道ならではの内容もあり、参加者の方々も興味深く聴講されている様子でした。
・3rd Party Opticsの導入メリットとトラブルシューティング事例を紹介
・WDMで量子暗号通信をやってみた
・ITネットワークを支える縁の下の力持ち:光コネクタの重要性について徹底解説!
・公平制御の現状と課題について
・岩手大学のネットワークと産学官での取り組みの一事例
・日々のオペレーションで使っている機能を、少しでもSaaSサービスに任せてみませんか?
筆者も「3rd Party Opticsの導入メリットとトラブルシューティング事例を紹介」にてプログラム発表しました。聴講者のみなさまからご質問をいただいた他、登壇後にもお声がけいただくなど、TDNOG9.0に参加された皆様との技術的な交流を深めることができました。
当日の資料はこちらよりご覧ください。(登録なしでご覧いただけます)
タイトル |
3rd Party Opticsの導入メリットとトラブルシューティング事例を紹介 |
日時 |
5/17(金)13:35 – 14:05 |
発表者 |
株式会社マクニカ 三田村 友也 |
概要 |
(1) 3rd Party Opticsについて 3rd Party Opticsのメリットや課題を紹介しました。
(2) トラブルシューティング事例 トラブルシューティングで役立つ機器や実際に機器を用いたトラブルシューティング事例を紹介しました。 |
地域NOGのすすめ!
プログラムの最後には、次回のTDNOG開催予定の告知や、中部地方などの他の地域NOGの告知もございました。筆者は初めての参加でしたが、地域NOGならではのプログラムもあり、JANOG(JApan Network Operators Group)と異なる雰囲気も味わえると感じましたので、ご興味ある方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
マクニカでは、Coherent社やMultiLane社など通信業界における世界最先端の製品を取り扱っております。講演の内容で気になる製品や、技術動向などございましたら、お気軽にお問い合わせください。