Automationを駆使してユーザーステータス変更を自動化してみた!

はじめに

今回はOktaの機能であるAutomationの説明とユースケースをご紹介します。
このブログを読めばAutomation機能についてご理解いただけます。

Automationsとは?

Automationsとはその名の通り、自動化を行う機能です。
いつ、誰の、どのような状態のときに、ユーザーステータスを変更する、もしくは状況に応じて自動的にメールを送る等を自動的に行う機能です。実際のユースケースを挙げながら、より詳細に説明していきます。

ユースケース:一定期間Oktaへのアクセスがないユーザーの無効化

今回のケースは、ユーザーが30日間Oktaを利用していない=ライセンスは不要という定義 をお客様内で行うことで、30日利用のないユーザーに対して、アカウントの無効化を実施します。

設定手順

  • Workflow>Automations>Add Automationsから追加を行う
  • 条件設定を行う
  • いつAutomations機能が動作するのか?
    →毎日AM10:00
  • Automations機能の対象となるグループはどこか?
    →Everyone
  • どういった状態の際に対象となるのか?
    →ユーザーがOktaを30日利用していない場合
  • 次に条件が一致した際の、アクションを定義します。
  • ユーザーにメールを送信する
  • ユーザーステータスを変更する:Suspend/Deactivate/Delete
    →今回はDeactivate処理を実施
あとは、Automationsが動作するのを待ちましょう!

まとめ

今回はOktaAutomations機能を用いて一定期間Oktaを利用していないユーザーのステータスを変更してみました。

OktaではIDに関する様々な課題を自動化することができますので、ご興味があれば是非弊社へお問い合わせください。

お問い合わせ・資料請求

株式会社マクニカ  Okta 担当

月~金 8:45~17:30