Intel:Nios® II のソフトウェア開発環境として、スタック・ヒープサイズの必要量を見積もるための機能は用意されていますか?
Nios II
カテゴリ:Nios® II
ツール:Nios® II EDS
デバイス:-
動的にスタックオーバーフローを検知する仕組みが用意されています。
BSP Editor の Main タブの Advanced にある enable_runtime_stack_checking をチェック ON にすることによって使用可能です。
詳細は下記資料を参照してください。
Nios II SBT によるソフトウェア開発
セクション3 (ELS1392_Q1410_10__1.pdf)
= > 3-1-2. スタック・オーバーフロー・チェックのオプション の項目
見積もり段階での確認としては、コンパイラ(GCC)のコマンドライン引数として -fstack-usage を指定すると、各関数のスタック必要量の情報が取得可能です。
ただし、どの関数がネストされているかまでは認識できないため、積算に関してはユーザにて確認する必要があります。