ISP (Image Signal Processor)
ザインエレクトロニクスのISP(Image Signal Processor)製品は、カメラシステムの中核となる画像処理プロセッサです。自社開発の画像処理HWパイプラインを搭載し、高性能なデモザイク、ノイズリダクション、Auto Exposure、Auto Focus、Auto White Balance 等の処理を高速に実行します。
GUIベースのカメラシステム構築用ツール、Camera Development Kit(CDK)をライセンス契約頂くことにより、ISPに搭載したCPU上で動作するファームウェアをソフトウェア開発のご経験がないお客様にも直感的に作成頂くことが可能になりました。
CDKをご利用頂くことで、お客様のカメラシステムに最適なCMOSセンサー・カメラモジュールを選択頂くことができるようになります。
CDK(Camera Development Kit)
カメラ開発キット、CDK はザインエレクトロニクスの16Mピクセル対応ISP:THP7312を用いてお客様のご要望に沿ったカメラシステムをタイムリーに開発するための開発キットです。
これまで、カメラシステムへの要求を実現させるファームウェアの開発には、相応のお時間と専門知識を必要として参りましたが、CDKの導入により、お客様にファームウェア開発のご経験がなくともファームウェアの開発が可能となりました。
結果をリアルタイムにEvaluation Board(EVB)で確認/評価をしながら、 お客様が準備されたCMOS Image Sensor / CMOS Camera Moduleに合わせたチューニングが可能です。
CDKは、1) SDK(Software Development Kit), 2)3T(THine Tuning Tool), 3)EVB(EValuation Board)の3つのパーツから構成されます。
THP7312
Maximum Pixel Count:16M Pixels
Sensor I/F:RAW 8/10/12bit parallel or MIPI 2ch (4+2Lanes) + VC
Host I/F:RAW/YUV422/JPEG parallel or MIPI 1ch (4Lanes) + VC
Serial I/F :I2C master/slave SPI master/Slave Intelligent PWM
PKG:WLCSP81pin、BGA81pin