
製品概要

Synaptics SLシリーズの組込みプロセッサは、高度に統合されたAIネイティブのLinux®およびAndroid™システムオンチップ(SoC)です。これらは、エッジ推論、セキュリティ、ビデオ、グラフィックス、オーディオ用のハードウェアアクセラレータを備えており、マルチモーダルなコンシューマー、エンタープライズ、産業用IoT向けに最適化されています。
Astra SL1680
SL1680 には、クアッドコアArm® Cortex-A73® 64ビット CPUサブシステム、マルチTOPS NPU、高度なグラフィックスとAIアクセラレーションのための高効率で機能豊富なGPU、画像信号処理(ISP)、4Kビデオのエンコード/デコード、オーディオ用のマルチメディアアクセラレータなど、高性能コンピューティングエンジンが組み込まれています。
アプリケーション例
・スマート家電
・ホームセキュリティゲートウェイ
・産業用制御システム
・サイネージとディスプレイ
・POSシステム
・スキャナー
ブロック図

Astra SL1640
SL1640は、クアッドコアArm® Cortex-A55®、1.6+ TOPS NPU、90 GFLOPS 16ビット演算のImagination GE9920 GPU、Ultra HDビデオエンコードおよびデコードパイプライン、オーディオDSPなどの高性能コンピューティングエンジンを搭載した、コストと消費電力を最適化したセキュアな組込みSoC です。
アプリケーション例
・スマート家電
・エンタープライズ会議システム
・AIオーディオ、ディスプレイ、サイネージ
・コンシューマーおよび産業用コントロールパネル
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Astra SL1620
SL1620は、強力な処理能力、高度なAI機能、3Dグラフィックスを必要とする組込みアプリケーション向けに設計・最適化されています。このチップには、Linux® OS、優れたオーディオアルゴリズム、さまざまな周辺機器、デュアルディスプレイ、コネクティビティおよびオーディオフロントエンド用のSynapticsコンパニオンSoCを備えています。
アプリケーション例
・エンタープライズ会議システム
・ホームセキュリティゲートウェイ
・スマートスピーカーとサウンドバー
・産業用制御システム
・サイネージ、ディスプレイ、ウェアラブル
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開発環境

Astra Machina Foundationシリーズ評価キットは、マルチモーダルAIネイティブの組込みIoTプロセッサであるSynaptics SLシリーズのプロトタイピングを簡単かつ迅速に行うことができます。モジュラー設計により、共通のI/Oボード上で交換可能なコンピューティングモジュールをサポートし、Wi-FiおよびBluetooth接続、デバッグ、柔軟なI/O用のドーターカードを備えています。
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