温度変化に左右されずセンサー信号を高精度に増幅! ゼロドリフトオペアンプ「LMR1002F-LB」を開発
ローム株式会社は、産業機器や民生機器向けに、入力オフセット電圧と入力オフセット電圧温度ドリフトを極小レベルに低減した、ゼロドリフトオペアンプ「LMR1002F-LB」を開発しました。
センサー信号は微小なため、オペアンプによる増幅が必要です。
しかし、オペアンプに誤差がある場合、センサー信号を1,000倍にすれば誤差も1,000倍に・・・!
『理想は、入力オフセット電圧(誤差電圧)が 0V のオペアンプ』
実際は、特性ばらつきや環境変化の影響により誤差をゼロにはできませんが、オフセット電圧を自動的に補正して
限りなくゼロに近づけた「ゼロドリフトオペアンプ」なら、センサー信号を高精度に増幅することが可能です。
<新製品「LMR1002F-LB」の特徴>
1.入力オフセット電圧を、従来品比94%減の最大9µVまで抑制!
補正に必要な周辺部品等を不要にし、 設計工数・コスト削減に貢献します。
2.ロームのオペアンプ史上最小の、入力オフセット電圧温度ドリフトを実現!
温度など環境の変化に左右されず、 センサー信号を正確に増幅できます。
温度・圧力・流量の計測器センスアンプやパワー制御インバーターの電流検出アンプなど、産業機器のセンサー出力・電流検出の微小電圧を増幅する初段アンプに最適です。
2023年12月19日付発表の詳細はこちらから(ローム社サイト)
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