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2回路入り JFET入力高音質オーディオ用オペアンプ NL8902 発売
~エントリーモデルの新基準!上位モデル級の高音質を実現するオーディオ用オペアンプ~

近年では、PCやスマートフォンを使って手軽に音楽を楽しめるようになった一方で、より高音質で音楽を再生したいという需要も高まっています。本製品は、そうしたニーズに応えるべく発売されたJFET入力タイプのオーディオ用オペアンプです。
市場ではこのタイプのオペアンプにおける選択肢が限られるなか、日清紡マイクロデバイスのオリジナルブランド「MUSES」で培った高音質化技術を応用し、音質、特性、価格のバランスに優れた製品です。エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広く対応が可能です。
高音質化と、JFET入力タイプの特長である低入力バイアス電流、高スルーレートに加え、オーディオ特性で重要なノイズ特性、歪み特性をバランスよく実現しています。

・低入力バイアス電流 10pA
・高スルーレート 20V/μs
・入力換算雑音電圧(ノイズ特性) 10.0nV/√Hz(at f=1kHz)
・全高調波歪率 0.0004%(at f=1kHz)

さらに、高EMI耐性、位相反転抑制、ユニティゲイン安定性も兼ね備えており、容易にオーディオ機器の高音質化が可能になります。

NL8902

NL8902(左:EMP-8-AN 右:DFN4035-8-GR)

特⾧

音質・特性・価格のバランスに優れたJFET入力タイプ

日清紡マイクロデバイスのオリジナルブランド“MUSES”で培った高音質化技術と優れたオーディオ特性により微細な音のニュアンスまで忠実に再現します。入力部には、音質面で高い評価を受けているJFET入力タイプを採用しています。長年にわたり高音質オーディオアンプ設計・生産に取り組んできた経験と、継続的な改良の積み重ねにより音質・特性・価格のバランスを高次元で実現した製品です。

ユーザビリティの向上

高EMI耐性を備えており、外部ノイズの影響を受けにくいため、クリアで安定した音質を実現します。また、同相入力電圧範囲を超える電圧が入力された場合でも位相反転が発生しない設計になっており、突発的な入力変動があっても安定した出力を維持できます。さらに、ユニティゲイン安定性も兼ね備え、幅広い回路設計に対応可能です。扱いやすく、安心して使用できるため、開発効率の向上と高音質化を容易に実現できます。

小型、高放熱パッケージ(DFN)搭載

小型で高放熱性能に優れたDFNパッケージを採用することで、限られたスペースにも実装でき、機器の小型化や設計の自由度が向上します。さらに、優れた放熱特性により、高出力時でも安定した動作を維持でき、信頼性の高い設計が可能です。

アプリケーション例

・PCオーディオ、デスクトップオーディオ
・ポータブルオーディオプレイヤー
・ポータブルヘッドホンアンプ
・カーオーディオ
・業務用オーディオ

主な仕様(詳細はデータシートをご参照ください)

項目 NL8902AN NL8902GR
パッケージ EMP-8-AN
3.9x5.0×1.65mm
DFN4035-8-GR
4.0×3.5×0.75mm
回路数 2
動作電源電圧 ±4V to ±16V
入力換算雑音電圧 10.0nV/√Hz typ. at f=1kHz
全高調波低歪率 0.0004% typ. at f=1kHz
利得帯域幅積 9MHz typ.
スルーレート 20V/μs typ.
入力バイアス電流 10pA typ.
EMI特性 EMIRR = 82dB(f = 1.8GHz)
消費電流 2.6mA typ.
ユニティゲイン安定
JFET入力
バイポーラ構造

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