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ウォッチドッグタイマ 出力電圧上下監視リセット機能付き LDOボルテージレギュレータ           「NP4271」シリーズ発売

車載機器向け 車載で重要視されている機能安全用途に最適!

NP4271

近年、自動車の機能安全設計の要求により、システムの安定動作や故障の早期発見の為に、電圧監視機能の追加や、冗長設計を必要とする電子制御のアプリケーションが増加しています。
これに伴い、マイコン(MCU)を外部から監視するウォッチドッグタイマ(WDT)や出力電圧監視リセット機能に対する高精度の要求が増えています。

「NP4271」シリーズは、時間設定精度に優れたWDTと、高精度な出力電圧上下監視リセットと、過渡応答特性に優れた出力電流500mAのLDOを1チップ化することでシステムの小型化に貢献し、機能安全に必要な安定動作や安全性を高めたシステムの構築が可能な製品です。

LDOの入力電圧は4.0V to 40Vで動作が可能で、出力電圧のバリエーションは3.3V又は5.0Vの2種類あり、出力電圧:±2.0%の高精度を広い条件(VIN=6V to 40V, Io=5mA to 500mA, Ta=-40°C to 125°C)で満たすことが可能です。
出力電圧の監視リセットはLow側とHigh側の両方を監視するAバージョンと、Low側のみを監視するBバージョンの2種類があり、Low側検出精度:VDETL ± 2.0% (Ta=-40°C to 125°C)、High側検出精度:VDETH ± 5.0%(Ta=-40°C to 125°C)となります。
WDTの時間設定精度は、WDT監視時間:±20% (Ta=-40°C to 125°C)、WDTリセット時間:±20% (Ta=-40°C to 125°C)と高精度な為、システムの安全性向上や、部品選定自由度に貢献します。

想定アプリケーションは、ヘッドライトやエアコンパネルの車載ECU等があり、NP4271の品質グレードは、シャシー・ボディコントロール、コクピット系向けのPグレードとなります。

特⾧

1. 出力電圧上下監視機能とWDT機能を内蔵することで高安定のシステムと小型化を実現

車載アプリケーションでは、システムの安定動作や、故障をいち早く判断する目的で、電圧監視機能の付加や冗長設計するアプリケーションが増えています。
NP4271シリーズは機能を複合化することで、システムの安定動作や安全性を高めるとともに、システムの小型化にも貢献します。

2. 優れた入力過渡応答特性により、システムの安定動作に貢献

電源ラインVINに複数の負荷を接続している場合、負荷の動作状態によって電源ラインが揺れて出力電圧に影響を与えることがあります。
NP4271シリーズは入力過渡特性がよく出力電圧の揺れを抑える為、システムの安定動作に貢献します。

入力過渡応答特性例
入力過渡応答特性例

詳細資料

本製品の機能と利点はCVPシートに掲載しています。
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