あれ、これって山さん?

会社で定期購読している某技術専門誌が回覧で回ってきたので、パラパラとナナメ読み。おっ、今月はARM特集だ。と眺めているとEFM32の記事も載っているではないですか。製品の特長である低消費電力が書かれていて、EFMのこと良く分かってるなぁ。と関心しつつ、記事を読み始めたところ、え?著者は山さん?技術誌に掲載するって聞いて無かったのでビックリです。山さん、執筆活動もしているんですね。参りました。山さんは、恐らく、日本で最もEFM32シリーズの情報を持っている人と思われるので、執筆依頼が来ても当然ですね。
某技術専門誌でも執筆した山さんは、低消費電力マイコン EFM32 ハンズオンワークショップ 入門編!<無償>の講師を担当しています。直接レクチャを受けるチャンスです!ぜひ参加してみてください!

ここからは、勉強会で山さんに教わったLESENSEの機能をご紹介
定期的に行っている勉強会、今回は、EFM32シリーズが低消費電力である特長のひとつ、LESENSE(Low Eenergy Sensor Interface)について学びます。
LESENSEは、LCセンサや静電容量センサなど、通常のマイコンであればCPU処理が必要な、信号検出と状態判定を専用の低電力ハードウェアだけで処理できる機能です。(除く、Gekko、Happy、Zeroシリーズ)
LESENSEにより、
①電圧比較検出 → ②検出回路のカウント → ③カウント値の比較判定
までを行えるので、CPUの介在・稼働率を極限まで低減することが可能になり、システム動作を維持したまま超低消費電力を実現することができます。
LESENSEの特長は下記の通りです。
- CPUがスリープ中でも複数のセンサを自動監視
- LCセンサや静電容量センサなど多様なセンサを利用可能
- ステートマシンにより取得条件を定義可能
- Deep Sleep状態(EM2)でも動作

ペリフェラルの連携
LESENSEは他のペリフェラルと連携して使用します。EM3で動作するアナログコンパレータを入力として使用すれば、コンパレータ動作のトリガーでLESENSEを動作させることができます。また、PRSと連携することにより、他のペリフェラルを動作させるトリガーとなります。

金属探知機を想定したアプリも検出カウントで判断

サンプルソース:lesense_lcsense_single
サンプルソース:lesense_lcsense_singleを使用すれば簡単に試すことができます。
