暗号エレメントデバイス搭載のプラットフォーム
Microchip社が提供するAWS IoT用マイクロチップゼロタッチセキュアプロビジョニングキット"ATT88CKECC-AWS-XSTK-B " を紹介します。
Amazon社が提供するAWS (Amazon Web Services) IoTクラウドに接続するIoT機器を評価・開発することができる開発キットです。
AWSはAmazon社が運営しているクラウドサービスです。高いセキュリティと安定したサービスを受ける事ができます。
ATT88CKECC-AWS-XSTK-B を使うことで以下のようなメリットがあります。
- Microchip社とAmazon社との共同開発を行っているため、AWS IoTとの接続がスムーズ
- Microchip社の事前設定された暗号エレメントデバイス "ATECC508"が組み込まれているのでAWS IoTクラウドへの接続が安全
- 評価用に複数のインターフェースとの接続が可能
そのため、モジュールを拡張することでユーザーが評価したいデバイスを接続しての検証を行うことができます。
"AWSの相互認証IoTセキュリティモデル" を開発するための3ステップ
以下のステップでお使いの既存製品などをAWS IoTクラウドに接続評価を行い、量産製品の開発を行うことができます。
1. スターターキットを活用して評価
AT88CKECC508-AWS-XSTK-B には ECC508-AWSデバイスが搭載しているため、すぐにAWS IoTクラウドへ既存製品/システムを接続することが可能です。デモンストレーション、評価、開発用として利用することができます。
2. 暗号化エレメントデバイスを利用して量産試作の評価を実施
量産産試作の段階では、ATECC508A 暗号化エレメントデバイスを利用して試作評価を行えます。ATECC508A 暗号化エレメントデバイスはAWS IoT認定済みであるため安全性規格への適合を支援します。この段階ではプレコンフィグレーションされた「ATECC508A-xxxAW-x」デバイスを利用してAWS IoTへの接続テストが行うことができます。
3. 量産用にデバイスを設定
量産段階に移行するためにはユーザーアプリケーションでの情報セキュリティ設定が必要です。方法はATECC508Aを量産基板に実装し、AWSソフトウェア開発キットから設定を行います。マイコンにAWS-ECC508デバイスをI2C経由で接続するだけで利用できるようになります。

アプリケーション例
- IoTノードセキュリティ
- セキュアダウンロードとブート
- エコシステム制御
- メッセージセキュリティ

製品概要
型 名 | AT88CKECC-AWS-XSTK-B |
特 長 |
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キット同梱 |
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