※本記事は、DSP Concepts 社のエンジニアが作成したブログをマクニカで和訳したものになります。
車載音声の差別化を実現

音声制御および音声通信システムの導入を検討している自動車メーカーにとって、サプライヤーの専門知識を活用し、社内リソースを節約するための複数のアプローチがあることを、DSP Concepts は認識しています。
1つのアプローチは、比較的単純な"ブラックボックス"ルートです。このルートでは、ソリューションがサプライヤーによってパッケージ化され、そのまま組み込むことができます。これは、音声システムなし(ポイントA)と機能的な音声システム(ポイントB)の間の距離を縮めるための簡単で無駄のない方法です。ローエンド市場向けの自動車を製造している OEM メーカーは、最も現実的な解決策としてブラックボックスに落ち着く可能性があります。
もう1つのアプローチは、"ツールボックス"です。OEMまたはTier1は、独自のシステムを作成するためのツール、リソースおよびサポートが提供され、設計要件に従ってさまざまな機能が実装されます。このアプローチでは、事前にパッケージ化されたドロップインソリューションではなく、有効化に重点を置いています。これにより、ブランドとトリムレベルと一致する機能とチューニングを選択できます。
ツールボックスのアプローチを選択するユーザーは、単にポイントAからポイントBへの拡張だけではない製品を必要としています。この柔軟性は、ドロップインソリューションの枠を超えた、豊かで個別化された顧客体験を構築するブランドにとって不可欠です。ツールボックスは差別化を解き放ち、自動車メーカーが競合他社から抜きん出た車載音声システムを設計できるようにします。
Audio Weaver 開発プラットフォームは、DSP Concepts が提供するツールボックスの中心にあり、すべてのアーキテクチャー、車両セグメントおよびユースケース向けの統合オーディオ処理レイアウトを開発するために必要なすべてのものを OEM に提供します。Audio Weaver は、高度な音声通信、音声制御、サウンドデザイン、再生処理などの開発を合理化します。
DSP Concepts の車載音声について、詳細を知りたい方は以下メーカーサイトをご覧ください。
Automotive Voice
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