※本記事は、DSP Concepts社のエンジニアが作成したブログをマクニカで和訳したものになります。
SensoryとDSP Conceptsはどちらも、開発者がより良いオーディオ製品を開発できるようにするテクノロジーを提供しています。Sensoryは、ウェイクワード検出、コマンドとフレーズのスポッティング、自然言語処理、サウンド識別のための組み込み機械学習テクノロジーを通じてユーザーエクスペリエンスを向上させることに重点を置いています。DSP Conceptsのミッションは、ローコードでハードウェアに依存しないオーディオ開発プラットフォームと、プロトタイピングから生産までのワークフローを合理化するツールを製品メーカーに提供し、オーディオのイノベーションを容易にすることです。
Sensoryの機械学習ソリューションである、ウェイクワード検出とフレーズ検出のためのTrulyHandsfreeと、連続音声認識のためのTrulyNaturalは、オンプレミスで高速で、クラウドコンピューティングを必要としない音声ユーザーインターフェースを提供しています。DSP ConceptsのAudio Weaverプラットフォームは、ドラッグ&ドロップによるオーディオデザインの作成を可能にし、TalkToオーディオフロントエンドは、さまざまなユースケースに合わせてスケーリングできる柔軟な音声コントロールを可能にします。
両社とも音声ユーザーインターフェース (VUI) の基本的なソフトウェア構成要素を提供しているため、お客様と密接な関係になります。実際、これらの技術は互いに非常によく補完し合っているため、SensoryとDSP Conceptsはお客様の要求に合わせて連携することがよくあります。
革新的な音声技術を提供することは、個々のビジネスの成功に不可欠ですが、チップセットパートナーにこれらの技術を提供することも同様に重要です。それを念頭に置いて、SensoryとDSP Conceptsは戦略的パートナーシップを締結し、音声対応製品のための技術バンドルを作成しました。最終目標はシンプルで、チップセット企業が世界クラスの音声ユーザーインターフェースソリューションを作成するために必要なすべてのソフトウェアをこれまで以上に簡単に統合できるようにすることです。
SensoryのTrulyHandsfreeとTrulyNaturalライブラリーが統合され、DSP Concepts Audio Weaverプラットフォームで直接利用できるようになりました。さらに、SensoryのエッジベースのAIモデルは、DSP Conceptsによる追加処理によって最適なパフォーマンスが得られるようにテストおよびチューニングされています。両社は現在、DSP ConceptsとSensoryテクノロジーの組み合わせに対して共通の条件とライセンスを提供しています。これは完全なソフトウェアパッケージで構成されており、ハードウェアソリューションと組み合わせると、製品メーカーが強力で柔軟な音声コントロールを製品に簡単に統合できる、ほぼターンキーに近いオーディオデザインツールキットになります。
「プロトタイプから導入まで、ブランド化されたカスタムボイスエクスペリエンスの完全なビジョンを瞬時に実現します。この統合により、Audio WeaverとSensoryがすべての中心になるでしょう。」と、DSP ConceptsのCEOであるChin Beckmann氏は述べています。
「チップセット企業は、世界クラスのソフトウェアと音声ツールを迅速かつ簡単に統合して、大規模な音声設計を可能にすることができます。カスタマイズされた独自の音声エクスペリエンスを実現するための連携です」と、SensoryのCEO、Todd Mozer氏は述べています。
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