QUNOGとは
QUNOGとは、九州沖縄ネットワークオペレーターズグループ(読み方:きゅうのぐ)を意味し、九州・沖縄地域のインターネットにおける技術的事項、運用に関する事項を議論、検討、紹介することを通して九州・沖縄地域の技術者および利用者に貢献することを目的としたグループです。
QUNOG 29 Meeting in 佐賀
第29回となるQUNOG 29 Meetingは、2024年7月19日に佐賀県佐賀市の佐賀大学で開催されました。梅雨明け間近で非常に暑い日でしたが、約100人近くの方が現地参加されていました。
プログラム発表
QUNOG29では、以下の8つのプログラム発表が行われました。プログラム内容は、当日実施されていたストリーミング配信に関する内容や、九州・沖縄地域の若者支援に関する取り組み・活動などの発表がありました。
プログラム名一覧
- こがん活動ばしよっさっ
- DESSECガイドライン(案)
- 長崎-佐賀-福岡間200kmを400G-IPoDWDMでとばそうとしたら、がばい苦労した話
- あれから10年、これまでの取り組みと今後のチャレンジ!
- 社会人1年目が東京と佐賀のイベント運営参加してみた
- もやいは佐賀から
- 「Peering Asia 6.0」について紹介・案内
- QUNOG29 ストリーミングの裏側
当社エンジニアも登壇しました

「長崎-佐賀-福岡間200kmを400G-IPoDWDMでとばそうとしたら、がばい苦労した話」では、インターネットマルチフィード様、長崎ケーブルメディア様と一緒に当社社員が登壇し、プログラム発表をしました。
OIF 400G ZRとOpen ZR+の規格に準拠した光トランシーバーと、長崎県-佐賀県-福岡県にわたって約200kmある光ファイバー伝送路網を活用した、400G伝送の検証結果から得た知見などを発表しました。
発表時の意見交換に加えて、登壇後に直接お声がけいただいた方もおり、活発な技術交流をおこなうことができました。
タイトル |
長崎-佐賀-福岡間200kmを400G-IPoDWDMでとばそうとしたら、がばい苦労した話 |
日時 |
7/19(金)16:10 – 16:40 |
発表者 |
株式会社長崎ケーブルメディア 吉田 大介氏 |
インターネットマルチフィード株式会社 百合園 慧太氏 | |
株式会社マクニカ 三田村 友也 | |
概要 |
(1) 検証背景・概要、検証に用いた光ファイバー網について |
(2) 検証結果、検証における原因調査・切り分け、オペレーター視点で得ることができた知見 | |
(3) 検証の考察、ベンダー視点での検証振り返り |
次回はQUNOG30!
プログラムの最後には、次回のQUNOG開催予定の告知がありました。次回のQUNOG30は、2024年10月18日 in 福岡が予定されているようです。
また、近畿地方のNaniwa NOGの告知もありました。地域NOGならではのプログラムもあり、JANOG(JApan Network Operators Group)と異なる雰囲気も味わえると思いますので、ご興味ある方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
マクニカでは、Coherent社やMultiLane社など通信業界における世界最先端の製品を取り扱っております。講演の内容で気になる製品や、技術動向などございましたら、お気軽にお問い合わせください。