アナログ・デバイセズ社では、低消費電力向けアプリケーションに応用可能な3軸加速度センサー(ADXL362)をご提供しています。特にバッテリー寿命が求められるワイヤレス・センサー、計測機器、在宅ヘルスケアなどの携帯型アプリケーションに適した業界先端の低消費電力モーション検出をご提供できます。
今回、超低消費電力な3軸加速度センサー(ADXL362)をモーション・スイッチに利用したデモをご紹介します。デモの内容は、振動を検出すると人形に電源が供給され音声が流れるというものです。
デモ動作の流れ
① 振動を与えます
② 3軸MEMS加速度センサー(ADXL362)で振動検出⇒割込信号が発生します
③ ハイサイド・パワー・スイッチ(ADP195)のイネーブル信号をON、人形に電源供給します
④ 人形から音声がながれます
2つの評価ボードで簡単にデモ環境を再現!
今回のデモは、2つのボードで簡単に再現できます。
アナログ・デバイセズ社では、Circuits from the Lab™ として実用回路に沿ったリファレンスデザインをご提供しています。デモでは3軸MEMS加速度センサー(ADXL362)でモーション検出し、それをトリガーとして最大 1.1 A の負荷電流を制御可能なハイサイド・パワー・スイッチ(ADP195)でモーション・スイッチを実現するEVAL-CN0274-SDPZ回路ボードを使用しています。
また、EVAL-CN0274-SDPZからデータをキャプチャーするため、EVAL-SDP-CS1ZとCN0274評価用ソフトウェアも使用しています。
EVAL-CN0274-SDPZとEVAL-SDP-CS1Zの2枚のボードは120ピンの接続用コネクターを備えているので、簡単に接続できます。
- EVAL-SDP-CS1
システム・デモ用プラットフォーム(SDP)ボード
PCと接続する評価ボード
- EVAL-CN0274-SDPZ
“Circuits from the Lab™ ”回路ボード
ADXL362、ADP195搭載
CN0274評価用ソフトウェアを使えば、しきい値も簡単設定
モーション・スイッチのサンプルデザインは超低消費電力アプリに最適
低消費電力のための機能を持ったADXL362と、オン抵抗の低い P チャンネル MOSFET を内蔵し電力損失を抑えたADP195の組合わせは、長期間のバッテリー寿命が求められるアプリケーションに最適な構成です。
スイッチON/OFF時の消費電力は非常にわずかです。
- スイッチOFF時:バッテリーからの電流は300 nA未満
- スイッチON時:消費電流は3 μA未満
消費電力の低いモーション・スイッチをお探しの方は、ぜひご検討ください。
おすすめ記事/資料はこちら
関連商品
お問い合わせ
本記事に関してご質問がありましたら、以下よりお問い合わせください。
アナログ・デバイセズ メーカー情報Topへ
アナログ・デバイセズ メーカー情報Topに戻りたい方は以下をクリックしてください。